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第1462話*
「それはそれですごいよ。よくここまで成長したね。私の教育の賜物……かな? ふふ」
「うっ……く、ああっ!」
ずず……と兄が少し腰を進めてきて、股間の裏側までぐっと押し上げられる感覚がした。
前立腺の裏側を圧迫され、繊細な襞を強く擦られ、爪先まで細かく痙攣してしまう。
――だ、だめだ……全身が敏感になりすぎて……!
そこまで派手にイったわけではない――というか、自分では我慢したつもりだったので、達した直後の超敏感な身体には程遠いと思っている。
それなのに今からこんなに感じてしまっては、この後の展開についていけない。イきっぱなし状態になって、どんどん体力を消耗してしまう。
というか、何で今日はこんなに敏感になっているんだろう。いつもと同じことをされているのに、感じ方が桁違いだ。やはり死合い後でアドレナリンが出ているんだろうか。
何にせよ、こんな序盤でイきまくるわけにはいかない。
「はぁ、は……う、く……んっ」
シーツを掴み、一生懸命首を振って快感を散らそうとしたら、兄に軽く鎖骨を撫でられた。
それだけでびくんと大きく身体が跳ね、頭が反り返って甘ったるい声が出てしまう。既にどこを触られても感じるくらいには、全身が敏感になっているようだ。
「う、う……ふ、あう……」
「お前、本当によく感じてるね。今日は特にすごいかも。そんなに気持ちいいんだ?」
「そ、あ……あふ……んっ」
「なら、そんなに我慢しなくていいのに。イきたければ思いっきりイっちゃっていいよ? その方がお前も気持ちいいでしょ?」
「っ……あああっ!」
またずずっ、と腰を進められ、甲高い嬌声が迸った。
最奥にはまだ届いていないが、一気に下腹部の圧迫感が増して脳まで熱く痺れ始める。
全身の細胞が歓喜し、侵入してきた兄をきゅうきゅう締め付け、歓迎するかのように内襞が蠢いていた。
――ああもう、どうしよう……気持ちよすぎて止まらない……!
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