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第1465話*
理想通りか……と、ぼんやりした頭で思う。
アクセルとしては抱かれる度にはしたなくなっていって大丈夫かと不安になるが、兄にとっては嬉しいことであるらしい。こんな自分を「理想通り」と思ってくれるなんて、ある意味兄も物好きだ。
でも……そうやって今まで二人仲良く生きてきたのだから、これでいいのかもしれない。兄も兄で絶倫だし、兄弟としてもお似合いなのだ。
「兄上……」
アクセルは両腕を伸ばして兄の背に回した。そしてしっかり兄を抱き締め、乱れた呼吸のまま告げる。
「もっと、して……兄上の好きに、して……」
「おや、いいの? 今日はお前のご褒美だから、私を優先しなくていいんだよ?」
「いいんだ……。兄上が満足、する方が……俺は嬉しいから……」
「ありゃ……」
「だから、もっと……。兄上の……」
好きなようにしてくれ……と言おうと思ったら、中に食い込んでいる兄がまた硬さを取り戻して息が詰まった。
相変わらず凄まじい回復力に舌を巻くが、これもいつものことなのでさほど驚くことでもない。
「もう……お前が可愛すぎるから、また反応しちゃったじゃない。これじゃ際限なくなっちゃうよ」
「際限、なくなるのは……いつものこと、だろ……」
「うん、まあね。そこはお互い様かな。お前もお前で、『もうムリ』とか言いつつビンビンに反応してるもんね」
「っ……そ、いうこと……言わないで……」
「はいはい。……とりあえず、第二ラウンドやっちゃうね。お前も失神しないようについてきて」
「んっ……!」
兄が再びゆっくり腰を動かしてきて、中でぐちゅ、と音がした。
出された白濁と柔らかな襞が擦れ合い、いやらしい水音と共に凄まじい快感が沸き起こる。
「んんッ……! あ、あ……ああ、いやぁ……」
「嫌なの? これくらいなら大丈夫でしょ? それとも、もっと強くした方がいい?」
「ち、違……うっ! こ、これ以上強いのは……トんじゃう、からぁ……」
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