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第1672話*
予告なしに直腸の曲がり角を抉られ、一瞬意識が飛びかけた。
強烈すぎる刺激に脳内で火花が飛び散り、がくんと全身が大きく跳ね上がる。
「あっ! あっ! やめて兄上、まだ動かな……でぇぇっ!」
「ごめん、久しぶりに挿れたら我慢できなくなっちゃって。気持ちよすぎて腰が止まらないんだ」
「ひンッ! あぁっ、あっ! だめ、激しい……っ!」
「ご褒美なのにごめんね。一回目は私の好きなようにやらせて」
「ひあぁっ!」
一番弱いところを突き上げられ、びくびく身体が跳ねて、無意識に背中の両腕を突っ張ってしまう。
頭を反らしながら嬌声を上げ、太ももを震わせてあられもない姿を晒した。
初っ端から強く中を掻き回され、容赦のない刺激を次から次へと与えられ、あっという間に中心が張り詰めていく。
「だ、だめ……ホントにもう、我慢できな……ああぁっ!」
握って堪えることもできず、アクセルは勢いよく溜まっていた熱を噴き上げた。
視界が真っ白に点滅し、自分の下腹部が白濁でまみれ、勢い余って胸元にまで飛び散ってしまう。
しばらくは絶頂の余韻が消えず、何度もぴくぴく身体を痙攣させ、ぐったりとベッドに沈み込んだ。
「う、う……ふ……」
「ああ、すごい……。いつも締め付けキツいけど、今日は一段とすごいね……。処女よりも締めてる気がするよ……」
「ふ、う……んっ……く」
「何だかんだ、お前もいつもより敏感になってるんじゃない? 最近鍛錬ばかりで、あまり遊んでなかったもんね」
「っ……」
「じゃあ、今度は私の番かな」
「あっ……あぁんっ!」
達したばかりの身体を、兄は容赦なく揺さぶってくる。
何度も腰を打ち付けられ、腹の底を突かれた後、前立腺の裏を擦られながら、また最奥まで貫かれた。
ただでさえ敏感になっているのに、今そんな刺激を加えられたら耐えられるはずもなく、アクセルはぶんぶん首を振って快感に悶え苦しんだ。
「ひぃ、い……! 兄上、おねが……もっとゆっくり、してぇぇ……!」
「わかったよ。二回目以降は優しくするから……」
「うっ……! ふ、く……うんんんっ!」
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