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6-おふろ

白く湯気で曇った視界、玩具達をぼんやり眺めていると、自然と頭の中でそれぞれの快感を思い返し見比べてしまう。 ピンクと、肌色、銀色、とうめいピンク、しろ 色がボヤボヤと世界に滲んで広がって、混じり合って溶けていく。おもちゃってみんなやけにファンシーな色合いで、見るからに、卑猥な用途のヤツですって主張してるよな。 逆にお前だ、おまえ、おまえが一番エロい、おまえがいちばんえろい。 銀色のリングを指先で突いてなじる。 ピンク色に同調しないのお前だけ。すげーかっこいいじゃん、すげーよお前。 訳もわからない理屈を並べて、今夜は、コイツは使おう。コックリングをチャリチャリと掌でもてあそぶ。 つーかなんでピンク?ピンクは淫乱色ってこと?あー、でもさ、うん、ピンクもいいよな、カワイくて。 とうめいピンクのスケオとピンク色のピンちゃんも次いで手に取る。ラブラブ。カップルじゃん、ヒュウ。 あヤベ、いいこと思いついた。 2つのピンクコンビを袋から取り出し、それぞれローションを塗りつけて、準備完了。 湯船に浸かったまま上半身を出して、まずはピンちゃんを横の壁に押さえつけて動きづらいようにして。それからピンちゃんの見るからに狭い穴に、ゆっくりとスケオの先っぽの歪んでるところに近付ける。 「ピンちゃんのおまんこ開通〜クッ!シマル…アアーンやめてえ、三橋くんのチビちんこじゃ満足できなくなっちゃうよお〜」 俺しか使ってなくて可哀想だったから、ピンちゃんも喜んでいるはず。ピンちゃんはギチギチが売りとはいえポテンシャルが高いらしく、掌に多少の抵抗を残してスケオのサイズもしっかり飲み込んでいく。 スケオをピンちゃんに全部挿入しきって、グリグリ〜っと回して動かす。 「ピンちゃんきもちいい?ーハアハア、ああんあんあん」 クチャクチャと淫猥な音がして、さすがに引き抜く動作は少し苦労するけれどスケオを細かく動かしていく。 「アッアッア、いやあ」 腕が疲れてきたので、浴槽反対側の辛うじて何か置けるような狭いスペースにピンちゃんを押しつけて、ズルル、ズルルーとストロークを大きくスケオを上下運動させる。引き抜くときの抵抗が凄いから、こっちの方が力が入る。 「あーメッチャ気持ちいい。おれの、亀頭、でかくてごめんね。いたい?…ああん、大丈夫よスケオ、ああん」 スケオの濃いめのピンクとピンちゃんの淡いピンクの面積が増えたり減ったりして、いい雰囲気になり始めて、少し羨ましくなる。 わざと荒っぽくスケオを引き抜き、派手に水しぶきを上げて浴槽から立ち上がる。そして俺に挿入。何もしていなかったために、ちょっと引き攣れるような痛みがするけど、根元まで。 「俺の!」 引き裂かれて呆然としているピンちゃんも、俺のちんこに嵌めてやる。 「俺の!」 高らかに宣言して、目眩がして湯船に倒れこむ。ブクブク。 その後、ちょっと休憩して、俺は徹底的に2人の仲を破壊し尽くし、大いに満足した。おやすみ。

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