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第45話

身体の中で脈打つ他人のソレ。 すごく、ドクドクしている。 相川は必死に声を堪えて射精した。 それなのに、自分のモノを扱く古志の手は止まらない。 何度も頭を振ってもう駄目だと伝えるが古志はそれでもやめなかった。 「おさまんねぇ…」 「…ひ、ぃ……ァ…っ」 体内を掻き混ぜられる感覚に耐えながら古志を見上げると、甘い顔を歪め快感に耐えながら自分を見ていた。 目が合うと恥ずかしくて、キツく瞑る。 「光輝さん…光輝さん…」 古志くんは嬉しそうな声で僕の名前を呼びながら、腰を振っている。 「きこ…え、ちゃ…からぁ……っ」 「じゃ、キスしよ」 荒々しく口を塞がれ酸素が少なくなっていく。 息がしにくい。 くらくらする。 なのに、 しあわせだ。

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