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ピュピュピュッ!と勢いよく勃ち上がったモノから白濁が出て、その子の顔や身体や俺の着物に飛び散る。 「ぁ、ぁぁ……」 ぶるぶる震えながら、その子はうっとりと快感に浸るように俺を見つめた。 「あははっ、ぼく、ハル様に見られただけで…こんなに出しちゃった」 自分の身体についてる白濁を指で掬って、嬉しそうに笑っている。 ………今、 (何が、起こったの……?) ガンガン ガンガン 痛む頭で必死に整理しようとするけど、わからなくて。 (こわ、い………っ) この子が、ただひたすらに……怖い。 怖くて、声が出なくて。 「あっ、ハル様の着物も汚しちゃってる! ハル様の綺麗な着物に、僕のっ、ミルク…が……」 また、はぁ…はぁ!と目つきが変わってくる。 「あぁハル様…僕が汚したモノっ、自分で綺麗にしますねぇ……」 そのまま、ピチャピチャと着物についた白濁を舐めてきた。 「……っ」 (これ、やだっ……) その子の舌が、俺の着てる着物を舐める。 この感覚が…どうしようもなく嫌だ。 (レ、ヤ……っ) ね、レイヤ…どうしよう。 俺…どんくらい気を失ってたの? 貴方との約束の時間、もう過ぎちゃってるのかな……? (ーーっ、馬鹿だな、俺) レイヤとの時間の為に、必死になって体調整えようとして。 いっぱい いっぱい考えて そしたら目の前の事が見えなくなってしまって 気がついたら、こうなってて…… 「~~~~っ!」 ねぇ…俺、どうすればいい? 体に力が入らないんだ。 頭も痛い、ガンガン頭痛がする。 今、自分の体の上で何が起こっているのかさえ……理解ができない。 (レ、イヤぁ……っ) ピチャピチャ白濁を舐めとっていくその子の頭は、俺の腰部分からどんどん上の方に上がってきた。 そして 「っ、ゃ」 胸の部分まで来て、思わずその感覚に声が漏れた。 「クスクスッ、ハル様もお乳首が弱いんですか? 可愛らしい……!」 ピチャピチャッ、チュクッ……と着物の上からねっとりと舐められる。 「ゃっ、ぁあ……ゃめ、て」 (何か、へんっ) 舐められて、身体が勝手に跳ねて。 (か、らだが…熱い……っ!) その子に舐められた場所から、じんわりと熱が広がっていくような…そんな感覚。 『いい匂いでしょうハル様。身体が熱くなってきませんか?』 (あれって……こういう…こと、なの……?) 身体が一気に熱くなってきて、目の前がぼーっとしてくる。 その子は俺の胸を舐めながら、舐めてない方の胸も指で弄ってきて。 「ぁ…っぁあ、ぁ……だめっ」 (怖い、こわ…ぃ…っ、レイヤ!) よくわからない初めての刺激に、パニックになってしまう。 「チュッ、チュクチュク…… っ、あぁハル様、そのお顔、可愛すぎます…ぁ、ぁあっ! あぁぁあぁんっ!」 ビクンッ!とその子はまた大きく震えて、白濁を飛び散らせた。 「ぁ、ぁ……や…こ、わいっ、やだぁ!」

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