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5 ※
さっきよりもずっと気持ちよくて、頭がとろけてどうにかなってしまいそうで。
ただただ体が熱くて、ぼうっとしてくる。
「ぁ、ひ、ぁ、っぁあ!」
「っ、アキ」
(レ、ヤ…かっこいぃ……っ)
見上げるとレイヤの顔がこちらを見ていて、かっこよすぎてキュゥッて胸が鳴って。
グリッ!
「んぁぁぁ!」
「ハッ、締まるっ」
「ぁ、キス、キスして!」
「ククッ、いいぜ」
余裕がないというように、荒々しく唇を重ねられた。
(きも、ちぃ……)
まるで全てで繋がってるかのような…そんな感覚。
もう気持ちいが止まらなくて、好きがどんどん溢れて来る。
「ん、んんぅ、んっ、ん!」
「はぁっ、イきそうなのか?」
「も、でちゃっ!」
「ん、もうちょっと、我慢なっ」
ギリギリまで腰を引かれて、一気にグチュリと押し入れられた。
「あぁぁ!」
「はっ、堪んねぇ…アキ」
「あぁ、ぁっ、レ、ヤぁ!」
「アキ、アキ、好きだ」
「お、れも、すきぃ…っ!」
「っ!」
ビクッビクッとナカでレイヤのが震えてて、もう直ぐなのだということが分かる。
与えられる快感に必至に耐えながら、両手でそっとレイヤの頬を包んだ
「? アキっ?」
「レイヤ…… 愛、して、る…っ」
ほわりと微笑むと、レイヤの目が大きく見開かれた。
「ーーっ、アキ!」
「ひあぁ!?」
貪られるように揺さぶられて、更に奥まで入って来る。
「ぁあ、ぁ、ひっ、あぁぅ!」
「アキ、アキ、愛してる、もう絶対ぇ離さねぇから!」
「っ!」
ぎゅぅぅっときつく抱きしめられた。
(レイヤ、好きっ、好き…っ!)
ガツガツ攻められ、俺のモノをグリグリ刺激されて。
「も、だめ、でちゃっ、ぁあ!」
「ハッ、俺もっ」
「あ、レイっ、ゃ、ひ、ぁ、あっ!」
「「~~~~っ!!」」
ドクンッ!と、一緒に大きく震える。
「っ、は、ぁ……」
熱いものがナカに広がる感覚に慣れなくて、ぎゅぅっと強くレイヤの肩におでこを押し付けた。
「は、はぁ…っ、は……アキ…」
優しく髪をかき混ぜられて、少しずつ息を吐く。
そのまま落ち着くまでそうしてくれて、落ち着いてからゆっくりおでこを離した。
「大丈夫か?」
「ん、だいじょぶ……」
「そうか」
チュッと軽くキスされて、レイヤがガバリと起き上がる。
「抜くぞ」
「ぅん」
ズル…と腰を引かれて徐々にレイヤのが出て行って。
「ひっ……」
「ククッ、エッロ…」
トロリとレイヤに出されたモノが漏れてくる感覚に、フルリと震えた。
「っ、や、見ないで」
「いや見ねぇと出せねぇから。ほら、掻き出すぞ」
「ひうぅ」
グッと指を一本入れられて、出すように動かされて。
「この感覚にもまだ慣れねぇな。これから慣れるから、今は我慢」
「っ、ぅう……」
「アーキ、目ぇ開けろ」
チュッと鼻先にキスされて、首元に顔を埋められた。
チクッ
「んんっ」
(ぁ、この感覚知ってる……)
キスマークだ。
顔を上げたレイヤは、俺に何も言わずに付けた時みたいに満足そうに笑っていて。
「……ねぇ、レイヤ」
「あぁ?」
「もっと付けて…?」
あの時のキスマークが、俺の心を守ってくれていた。
クラスの奴に言われるまで全然気づかなかったけど、でも凄く 凄く嬉しかった。
(消えてからも、何かまだそこにあるみたいな感覚になってたんだよな)
まるでお守りみたいに思えてしまって。
だって、本当に大事なものだったからーー
だから
「ね、お願い……?」
首を傾げながら見上げると、カチリとレイヤの動きが止まった。
「…? レイヤ? ダメなのk
ーーあぁぁっ!?」
掻き出していた指が、グリ!っとイイところを押した。
「勃った」
「はっ?」
「いや今のはやばいな、誰でも勃つだろ」
「は、ぃや、ぇ、レイヤ?」
スルッと指が抜かれて、また足を担がれる。
「ちょ、ん? 待って」
「待たねぇ、今のはお前が悪い」
「はぁ!?」
「煽んなっつっただろうが。ったく…これで終わらせてやろうと思ったのに……」
「ぇ、待っ、本当にもう無理っ、
ーーんぁぁ!」
「諦めろアキ」
そのままもう一回やって、もう何が何だか分からないくらいぐちゃぐちゃにされて、
気を失うように、意識が落ちたーー
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