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sideレイヤ: 暖め合う 1 ※

「ぁ…は、はぁ……っ」 ビクッビクッと震えながら寄りかかってきたアキを支える。 (マジでイッたのか) まだ実質2回目の行為なのに、ここまで感じられるとは。 しかも直で触ってねぇのにイクのか。 膝と耳の刺激だけで 敏感にも程があるだろ。 (あぁ無理、我慢の限界) ちょっと遊んでやろうと思っただけのに、玄関先で普通にヤってどうするんだ。 完全に力の抜けたアキを横抱きにして、ベッドへ運ぶ。 「脱がすぞ」 親父たちから貰った服も全部脱がしてズルッとズボンを下着ごと一気に下げると、ソコは既に先走りやら出したものやらでぐちゃぐちゃになっていた。 「はーエッロ」 「っ、誰のせいだと……」 恥ずかしいのか顔を真っ赤にして、生理的に出てる涙で瞳を潤ませながら睨んでくる…が (だから逆効果っての) どうにも誘ってるようにしか見えない。 見上げてくるアキへ軽いキスを送って、ぐちゃぐちゃになったソコをそのまま咥えた。 「ぁあ!? ぅそ……っ」 まだ勃ってんな。 玄関だったし立ちながらだったしな。 完全にイキきることはできてなかったらしい。 「ぁ…んっ、んぁぁ」 やだやだと髪を引っ張られるが、気持ち良さそうに喘ぐアキの声が聞こえる。 (そもそも引っ張る手に力が入ってねぇ) 刺激に震える脚を撫でてやると、それだけで感じるのか「ふゃぁぁ…」とふやけたような声が出て苦笑した。 どこもかしこも性感帯ってやつか。 可愛すぎんだろまじ、やべぇ。 刺激してまた完全に勃たせてから、ベッドサイドにあるローションを取り出し手に出して温める。 「指、入れるからな」 「っ、ぅ…ん」 快感に思考が溶けたのか、ぽけーっと俺を眺めてくるアキに微笑みながらツプ…と一本指を入れた。 「ぅ……レイ、手…っ」 「あぁ、ほら」 使ってない方の手で、伸ばされた手を包みこむ。 (やっぱまだ気持ち悪りぃか) 少し萎えてしまったアキのソコを見ながら、前立腺まで指を少しづつ進めていく。 コリッ 「っ、ぁ…」 ピクッと震えたのが見えて、ニヤリと笑った。 「アキ、ココ覚えてるか?」 「んっ。ぜん…り、つせん…」 「あぁ、そうだな。ココがお前の気持ちい場所だ」 思い出させるようにコリコリ指を動かすと、少しずつ前の感覚を取り戻してきたのか、声がだんだん甘くなってきて。 「もう一本増やすぞ」 「んんっ」 力が抜けたのを見計らって、更に指を増やす。 そのまま、またもう一本増やして三本の指をバラバラに動かしてナカを刺激した。 (相変わらず狭いな) だが、キュウキュウ指に吸い付いてくるのが堪らない。 少し萎えていたアキのも、また立ち上がってトロリと先走りを流している。 「んぁっ、ぁ、ぁうぅ…」 「アキ、気持ちいいか?」 「ん、もちぃ…きもち、いぃ……からっ」 両手が俺の首に回され、グッと引き寄せられた。 「も、挿れてぇ……っ」 「っ、はぁぁお前は…」 (まだ慣れてないから、優しくしてやろうと思ったのに) そんな遠慮は要らないらしい。 ズルっと指を引き抜いて、俺も服を全部脱ぎ捨てる。 そのまま「はぁ…ぁ、はぁ……」と甘く吐息を漏らすアキの脚を抱えた。 「挿れるぞ」 「ん、きて……、ぁ、あ…っ!」 グッと狭い中に押入れていく。 (っ、やっぱまだキツいな…) もう少し解かしたほうが良かったか。 ーーだが、 引くことはなくグッと奥へ進めていく。 ここまで煽られて、止める俺じゃねぇ。 責任取れって言ったしな。 苦しそうに眉間に皺を作ってるアキに、優しくキスする。 「アキ、アキ」 「っ、レ…ヤ……」 「目ぇ閉じんなって言っただろうが。ほら、開けろ」 ゆっくりと潤んだ瞳が出てきて、目尻から流れた涙を舌で舐めとる。 「キスしようぜ。舌出せ」 「ん、ん……」 ちろりと出された舌へ吸い付くように唇を重ねた。 「んぁ…ん、ふぅぅ」 グチュグチュ口内を掻き回して、力が抜けた時を見計らって自身を奥へ進めていく。 口から漏れる甘い声に比例するように、俺自身も熱くなってきて。 (っ、くそ……) 完全にアキから力が抜ける時を辛抱強く待って、一気に残りを挿れた。 「んふぅぅぅ、ん、んっ!」 「ーーっ」 一気にギュゥゥッとナカが締まって、それだけで持っていかれそうになるのをどうにか耐える。 ポンポン背中を叩くと、徐々に馴染みはじめたのか力が再び抜けてきて。 「ぷはっ、はぁー…はぁー……っ、」 「はっ、アキ…大丈夫か……?」 小さく頷かれ、そっと頬を撫でると「好き」と言うように擦り寄ってきた。 (はぁぁ…こいつは) 無意識だろうが、そういうのが可愛いんだっつの。 「なぁ、アキ。動いていいか?」 流石の俺も、もう限界。 「…ん、いっぱい、動いて……?」 ほわりと微笑みながら見上げてくるアキに、もう堪らなくなって。 その手を掴みながら一気に動き始めた。

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