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あとがき
2015年8月に最初の1ページを書き始め、本日で6年と2ヶ月。
本当にお付き合いいただきありがとうございました。
番外やリクエストなどは書きますが、ハル編まで書ききったので物語としてはこれで終了です。
当初は本編(アキ編)のみの予定だったはずが、イロハ編も…いやハル編もと続きここまでの長さになりました。
自分でもびっくりです。ほんと100ページくらいで終わる作品だと思ってました笑
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本編(アキ編)について
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これまで短編しか書いたことがなく、これが初めての長編でした。
元々切ない系が好きで、当時切ない双子物は必ず片方が嫌われだったり嫌な性格だったりで最後どっちかがコテンパンにされハッピーエンドというものばかりで、それが可哀想で兄弟愛とか友情とかも入れた双子の話はないかと探したのですがなかなか見つからず、「じゃあ自分で書こう」と書きはじめたのがきっかけでした。
書きはじめたのは学生のころ(他サイトで書いていました)。その後すぐ就活と就職があり、生活に慣れるまで約1年少し更新を止めてました。
その後久しぶりにログインすると、1年前の返してないコメントを見つけ思わず返信。すると、1年前に頂いたのにも関わらず直ぐまた返信が返ってきて「あぁ、待っていてくださってる方がいるのだな」とびっくりしたと同時にとても嬉しくなりました。
そしてそのまま更新を再開しはじめ、完結に至りました。読みにくい部分多々あったと思います。伏線なども交え、途中BLがどっかに行ったりと苦しい場面もあったりしました。ご心配おかけしました。
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中編(イロハ編)について
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イロハとカズマはアキとレイヤよりも道のりが長かったので、その分早くくっつけてあげたいと思ってました。
ミサコさんとスズちゃんという新しいキャラも登場しての中編でしたが、思った通りに書けてよかったです。
イロハの一人称のズレはもしかしたら今後直るかもしれませんが、クセのような個性のようなものになりそうな気がします。カズマもそのままでいいと思ってるはず。
これからもずっと仲良くいてほしいです。双子とも付き合いを続けてほしい。
笑いの絶えないふたりでいてくれたらなと思います。
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中編(ハル編)について
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ハル編は特に読んでくださってる方の声が多く、自分自身も「そうだよな、アキだけじゃなくハルも救わないとな」と思い書くことを決めました。
しかしいかんせんハルの設定が難しく、普通の奴だと救いきれずヨウダイが生まれました笑
前ページのでレイヤはアキのトラウマを自分で克服させるべくフォローしていましたが、ヨウダイであれば自分へ依存させるため二度と克服できないようにすると思います。真逆のような存在になりました。
将来的にアキは名字を〝龍ヶ崎〟にしますがハルはしません、ヨウダイがさせないので。どっちかというとヨウダイが名字を重ねると思います。
そして現在小鳥遊の社長はナツヒロですが、ナツヒロ自体息子に会社を継がせたいとは思ってないので(寧ろ解放されてよかったと考えてる)、ハルはこのまま自由に過ごしていくことになります。
せっかく生きることを選択したので、やりたいことやって行きたいとこ行ってほしいです。ヨウダイがなんでも叶えてくれるので、なんでもできます。素晴らしい。どんどん羽ばたいていってほしい。
ハル編は、正直「死んでもいい」と思っていたハルに「生きてみたい」と言わせるための話でした。
「自分の隣に、言えばいつでも殺してくれる殺人鬼がいる。なら別に今じゃなくていいかな」
それがどんどん伸びて寿命で死んでくれたら1番いいです。ヨウダイもそっと後を追うので、ひとりにはなりません。そんな感じの作品でした。
ハルが生きることを選択したとき、理由の中に小鳥遊の両親のことはありませんでした。ハルはアキよりも両親のことが許せないので、きっとこれからも心の中に入れることはないのだと思います。
もし和解するとしたら、双子が大人になってからじゃないかと……それくらい時間のかかる問題かと考えてますが、そこまで書くことはありません。
これからは思う存分、自分のために生きてほしいです。
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ここまで、たくさんの方からコメントをいただきました。
イラストもたくさんいただきました。双子の髪色は作品中では「色素の薄い」としか書いておらず、実は1番初めに描いてくださった方がそれを水色で描いてくださりそれが定着したんです。すごい!青系の色が大好きなので本当に嬉しかったです。
リアクション数・お気に入り数・しおり数・訪れてくださる閲覧数にも、いつも助けられました。
また更新はしますが、一旦ここで区切りの[完結]を。
ハル編を待ってくださっていたみなさん、本当にお待たせしました。読んでくださってありがとうございます。
リクエストなどありましたらぜひ教えてください!
ゆっくりにはなりますが、追加していけたらと思います。
この作品を見つけていただき、本当に幸せでした。
双子をはじめとしたキャラクターたちを見守っていただき、愛してくださって嬉しかったです。
どうか、今後ともよろしくお願いします。
2021/10/30
花町 シュガー
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