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第17話 叔父さん*
カチャ……
友久に帰ったことがバレないようにそっと玄関のドアを開ける
「おい」
ドアを閉めようとした時、低い声が後ろから聞こえた
「あ…友久さん…」
「遅かったじゃねぇか」
「別にいつも通りで…」
「お前が口答えしていいと誰が言った?」
と言うとツカツカと僕に近づいてくる
バチンっ
その衝撃で膝から崩れ落ち、一瞬頭の中が白くなる
左の頬が熱い
(あぁ、平手打ちされたのか)
口の中にじんわりと広がる鉄の味
どうやら切れているようだ
「おら来い!」
友久は玄関で崩れ落ちてしまった僕の手首をつかみ、ぐいぐいと引き摺るようにして寝室へと連れていく
(……今日もか)
ゴミの山の中に1組だけ置いてある布団に投げつけられる
「うっ…」
投げられた衝撃に思わず呻き声をあげる
「朔久…お前が悪いんだ」
と言うと、友久は僕に馬乗りになり、制服のボタンを引きちぎる
「っひ…」
友久は朔久の白いうなじに噛み付くと、そのまま唇を小さな膨らみまで這わす
「んっ…あぁ…っ…」
「ハハっ、もう乳首もチンコも勃たせてやがんの?
ほんっとに女みたいな身体になったな」
膨らみを口に含み、暖かい舌で舐めったり、転がされたり、歯を立てられると嫌でも反応してしまう
「んぁっ…はっ…やぁ…っ…」
ベルトをかちゃかちゃとわざと音を立てて外され、ファスナーを下げられる
膨らみに歯を立てられると同時にぐりぐりと膝でモノを刺激されると、それだけで目の前が白くなった
「やだ…イッちゃ…っっぐ!!?」
イく寸前に根元を思いっきり押さえつけられて呻き声が漏れてしまう
「何勝手にイこうとしてんだよ。四つん這いになれ。」
パシンっ
と叩かれると、ノロノロと力の入らない手脚で四つん這いになる
すると、友久は充分に解れていない蕾にモノをあてがうと一気に奥まで突き刺した
「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ぶちぶちという音と痛み
そして血のおかげが一気に滑りが良くなったモノによる快感が身体の中を駆け巡る
痛い
気持ちいい
痛い
気持ちいい…
「あ゛っ…とまっ、とまって、ん…っゃあ゛…」
「っは…誰がお前の言うことなんか聞くかよ」
と、ばちゅんっと奥まで打ち付けられると、ガクガクしていた脚はガクンっと崩れ、お尻だけを友久に掴まれて向けている事になる
「むりだから…ぁっ…あ゛ぁっ…」
「あーあ。こんなに淫乱になった身体じゃオンナの1人も抱けねーな。」
と言うと、友久は朔久の首に手をかけ、ぎりぎりとその手を強めた
「!!?っっ……」
「あー締まる締まる…」
とガンガンと腰を打ち付けながら友久の嘲笑う声が聞こえる
息が出来ずに段々と白んでゆく頭の中で檜山さんが僕の頭を撫でてくれた時に見せた優しい笑顔が頭に浮かぶ
(こんな時檜山さんだったら優しく抱いてくれるのかな)
と何処か身体と離れた思考を残し、僕は意識を手放した。
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