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蛍くんの家 1
蛍side
つい、離れたくなくて、雪を家に呼んでしまった。それに今日は両親がいないから二人きり…こんなの僕の理性がもたない…!!
「ねぇ、蛍くん。一旦家に帰った方がいいかな?」
「いや、いいよ。僕の貸すから」
「本当っ!ありがと、蛍くんっ」
雪はと言うと、"本当に楽しみで仕方ない" と、いう表情をしてて…、ずっとニコニコしている
とても可愛い…。本当に可愛い…。
「蛍くん、家は人は大丈夫?」
「あぁ、今日は泊まりで帰って来ないからな」
「なら、二人っきりだね!ゆっくり出来る〜」
雪と付き合い始めてからずっと、雪を怖がらせないために、抱くのを我慢していたのだ。そろそろ爆発してしまいそうだ…。
それに、大きめのシャツとか着せたらより可愛い姿が見れるんだよね…。着せたい…!
「雪は?急に泊まりになっても大丈夫か?」
「うん。大丈夫だよ」
あ、ダメだ…。彼シャツなんてしたら絶対理性が崩壊する!最近は、見る夢にも出てくるほどで、かなり重症化しているからな…。ちゃんと我慢できるか不安ではあるが、今更言い出せない…。
頑張って耐えるしかないな…。
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