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第1話

ぼくがこうやって“仕事”をするのは一体何回目の事だろうか。 ぼくはたつみのお店に行くまで沢山の“パパ”達と過ごしてきた。 「緊張してる?」 「大丈夫。ぼくを誰だと思ってるの?」 今のぼくは首輪や拘束具が見えないように身体にはストールの様な布がかけられている。 ぼくに声をかけてきてくれたのはたつみの店の黒服で浅間 都(あさま みやこ)さん。 名前はかわいらしいけど、筋肉ムキムキのお兄さんって感じ。 ぼくは(さとる)くんの前では子供っぽい振りをしているけど、ぼくは物心ついた時からこちらの住人だ。 そんなぼくでも毎回新しい“パパ“の所に行くのはとっても緊張する。 「そうだな。今では立派な“バラの棘”になったんだもんな」 浅間さんはふぅと大きく息を吐き出した。 本当はそんなものになりたくもなかったし、その名前では呼ばれたくない。 なので、ぼくは浅間さんの言葉を聞き流した。 「おっと…お迎えが来たぞ」 「うん。“いってきます”!」 お店の裏口に大きな車が止まる。 ぼくは色々な言葉を飲み込んでそれに乗せてもらってシートベルトをしめると大きく息を吸い込んで浅間さんに挨拶をした。 僕の最初の“パパ”は大きな会社の役員だったらしい。 最初の“パパ“はいつもぼくの居る部屋に来るとすぐに下の服を脱いで僕に近付いてきた。 「はい。あーんして」 「あ~」 「大きくお口開けられてポチはえらいなぁ。おりこうさんだ」 ごろっとベットに寝そべった“パパ“はぼくを股間に近付けるとペニスを差し出し頬に擦り付けてくる。 ぼくの唇に押し付けてプニプニと遊んでから、口を開ける様に自分の口を開けてみせてた。 僕が口を大きく開けると、頭を押さえつけられて口にそれを押し込んでくる。 頭が上げられないようにペニスにぐいぐいと更に押さえつけてきた。 「ん"ー。うぶっ…おぶぇっ」 「さぁ。出すよ」 喉の奥にペニスの先端が届いて苦しいのに、その行為をパパはけして止めてはくれない。 口の中はミルクでいっぱいだが、吐き出せないようにぺニスを引き抜かれた後にぱぱの大きな手で口を押さえられる。 「んぶっ!」 「まだ飲み込まないで、お口の中でぐちゅぐちゅしようね」 パパのジェスチャーを見てぐちゅぐちゅと聞こえる様に音を立てると、口の中でミルクが唾と混ざって泡立ってくる。 口の中がねばねばとしてくるが、構わずミルクを口の中で回す。 「はい。ごっくんしていいよー」 ぼくはパパの合図に小さく頷くとパパの言う通りにミルクを喉を鳴らして飲み込む。 唾と混ざって粘度が下がっていても喉に絡んでくるので飲み込みにくいがなんとか飲み込んだ。 ふぅと息をつくと、指を口に入れられちゃんと飲み込んだかを確認される。 「上手。上手。パパの言うことをよく聞いてえらい子だな。ご褒美にお菓子をあげようね」 パパがぼくの頭を撫でながら上着のポケットからお菓子を取り出す。 お菓子の形は毎日違っているから区別はつかないけれど、お菓子の時間は好きだったと思う。 「これで明日も頑張ってミルクを飲もうね。ミルクを飲んだら早く大きくなれるよ」 パパのジェスチャーにぼくがコクンと頷くとパパは凄く嬉しそうな顔をしてくれた。 ぼくは耳が聞こえて居なかったので反応が遅かったがパパは気にして居ないのかぼくの口にお菓子を放り込んでその指でお菓子を舌の上に擦り付けるようにしてくる。 多分これがパパとの最初の記憶。 「はっ…んぅ。んー!」 「ポチ今日もお菓子が欲しいの?」 ぼくは必死にパパにすがり付いてお菓子が欲しいと訴える。 パパは大きく頷くと僕から離れて椅子にどかりと座ってにっこり笑った。 「ポチは大きくなったんだから、どうすればいいか分かるよね?」 ぼくはパパの足元に行ってまだ反応していないぺニスに舌を這わせる。 ぺちゃぺちゃとわざとらしく音を立てて舐める。 「ほらポチ…パパの目を見て。もう少し深く口に入れて。小さい歯があたって気持ちいいよ」 「うゅ~。んむぅー」 「ほら。口に入らない分は手でしごくんだよ」 手を誘導されてパパのした通りの事をすると、先端から先走りが溢れてきてそれを必死に飲み込む。 この頃には耳から色々な音が入ってくる様にはなったけど、パパから出る音が“言葉”だとは思っていなかった。 「さぁこれからも頑張ってミルクを飲んだらご褒美をあげようね」 ぼくは必死にパパのペニスにしゃぶりついてミルクを出して貰うことに専念する。 パパがご褒美にくれるお菓子を食べると、パパが来てくれない寂しさや、何もないこの部屋で過ごす時間があっという間に過ぎるから好きだった。 この頃は記憶が曖昧だ。 「ひっ…ん"ー、ひっう」 「ポチ…●歳のお誕生日おめでとう。今度からはお尻でもミルクを飲もうね」 お尻の孔が痛くてたまらない。 お尻の孔だけじゃなくて全身がバラバラに引き裂かれる様な痛みに泣いてしまうがパパは止めてくれない。 僕は止めて欲しくても、その事が言えないので枕を握りしめていることしか出来ない。 シーツにはパパが出したミルクと血が混ざったピンク色の物が飛び散っている。 中からパパのミルクが勝手に出てくるが、ぼくにはどうする事もできない。 その後ぼくの身体に負担がかかるからと2週間に1回お尻にミルクを入れてくれる事になったが、お尻の孔は変わらず毎日触られていた。 「ふぅ。んふぅ」 パパの舌が口の中に入ってくる。 ぬるぬるした舌がぼくの口の中で暴れ回るとぼくのぼんやりした頭は更に霧がかかったみたいになる。 「本当に私が育てた美味しそうな身体になったね」 「んー?」 「ふふふ。言葉が分からないポチには分からないか」 パパは暗くならないとお部屋には来てくれないのでパパの言葉は難しくて難しくて理解が出来ない。 「んっ…んぅっ」 ぼくはミルク出して貰うためにペニスにすがり付いていると、パパがお尻に何か管のような物を差し込んでくる。 ぼくは小さな違和感に振り返るが、よく見えない。 「む゛ぅ…ん゛ー?」 「これはポチの病気を治すお薬だよ」 グジュゥゥゥゥ 水音と共にお腹の中へ何かが勢いよく流れ込んできた。 ぼくの視界に入っている腕はぷつぷつとしたものが浮き出てきている。 「ん゛ぅぅぅ」 パパが管に繋がっている手の中の物を握りしめると更に視界が歪むほどの痛みがお腹を襲う。 ぎゅぼっ、ぎゅぶっ、ぎゅぶっ 独特な音を響かせながら手の中の物をパパは何度も握る。 「はひっ、はっ…ん゛ん゛!!」 「もうお腹いっぱいかな?どれ?」 ぼくが苦しくてやめて欲しくてパパの袖を引っ張ると、身体を反転させられて首からかかった聴診器でお腹の音を聞かれる。 金属独特のひやっとした肌触りに、ぼくは震え上がった。 「ふふふ。お腹がゴロゴロいってるね…ゆっくり少しづつ出すんだよ」 「あー。あ゛あ゛ぁぁ!」 管が抜かれると勢いよく中からお薬が逆流してくる。 ゆっくり出せと言われても、ぼくの意思とは関係なくお腹の中の物は勢い良く飛び出してベットを汚してしまう。 お腹の痛みは波になっていて、次々にぼくを襲った。 「ゆっくりって行ったのに、ポチのお尻はだらしないね」 「ふえぇぇぇん。えーん」

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