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史澗side 垓くんがあまりにも煽ってくるから我慢が出来なくて気を失わせてしまった。 「垓くん?おーい!垓くん?」 さすがにやり過ぎた。初めてが好きな人なんて幸せ過ぎて気持ち良すぎて…エッチがこんなにいいものなんて知らなかった。 周りの友人が下世話な話をするのにもどこか他人事で自分がみんなの言う通りになるなんて思ってもいなかった。 「あー…俺最低…」 一人で自己嫌悪に陥りながら垓くんを綺麗にしたところで穰くんがやってきた。 「おい。史澗」 「あ。穣くん…」 「…お前…これ…どういう…?」 「えと…あの…その…我慢出来なくて…」 「…お前なぁ…普段あんなに冷静なくせに垓が絡むと…」 「ごめんて…だって…さぁ…垓くんが…可愛いんだもん!一杯煽るんだもん!」 「会長がそろそろ後夜祭だから様子見てこいって言われたから来たものの…それじゃあ無理だな。もう帰れ。片しといてやるから。荷物は後で届ける。今日お前のとこに泊めるのか?それなら連絡はこっちでしておくよ。垓の父親は会長とは顔見知りだし」 「いい。俺から連絡いれる」 実は何度か垓くんの両親に会いに行ったことがある。知らない連絡先から電話が来たのだ。垓くんの交友関係に口出しをするのは間違っている事は分かっているけど…と少し不安そうに言う父親に会いたいと言われ垓くんには内緒で会いに行った。何度か会っているうちに気に入ってもらえたようで親公認の友人という位置づけにしてもらえたのだが…確かにこの状況を知れば大変なことになるだろう。 「そうか。わかった。明日から連休だ。垓を頼むぞ。今みたいなことやめろな?」 「…はい…」 「なんだその間は…ご両親に垓との交流絶たれるぞ」 「わかった!わかってるよぉ」 「じゃあな」 「うん。またね」 穣くんを見送ってすぐ垓くんの父親に連絡して了承を得た。それから 人目につきにくいところから垓くんを抱えて帰宅する。 実は俺の家は学校の直ぐ側だ。両親は仕事であちこち飛び回っているので家族が揃うのは年に一度くらい。ほぼ一人暮らしだ 兄弟もいるが結構年が離れているので彼らも既に家を出ている。 帰宅して寝室に垓くんをそっと降ろして風呂を溜める。 俺のや垓くんので汚れちゃった物を洗濯もしなくちゃだし…きっとお腹も空いてるだろうからご飯も準備して… 色々してたらお風呂が沸いたことを知らせるブザーが鳴った。垓くんはまだ眠ってたけど俺のでベタベタになった体を綺麗にしてあげようと服を脱がす。 自分でも気付いてなかったけど垓くんにはあちこちに紅いあとがあった。 「あらぁ…俺つけすぎ…」 独占欲の塊かよって自分にも呆れちゃうほどだ。 さっき存分に見たはずの垓くんの綺麗な体にゴクリと喉を鳴らす。 俺のは既に上を向き始めていた 「あぁ!もう!だめだって!今は垓くんをキレイにしなきゃなんだからね!」 自分に言い聞かせて自分も全て脱いで一緒に風呂に入る。 垓くんの後ろに指をいれるとどろりとさっき出した俺のが溢れてきた。 びっくりするくらいの量に引く。 「俺ほんと…最悪じゃん…」 掻き出してる間も垓くんがセクシーな声を上げるから俺のは苦しそうにしてる。 「史澗くん…大好き」 「垓くん?起きた?」 「…」 いや…寝てる…何それ?…かわいい 「えぇ…同じ男?いやいや。妖精?天使だろ?」 可愛くて綺麗で神々しい人。彼が俺を想っているなんて嘘みたい… 何だか感動して涙出た 「うわぁ。かっこわる…」

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