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第7話
気持ち良いからか、苦しいからか、涙が止まらない。それに気づいた佐伯は、涙さえも舐めてくる。
『…イキたい?』
佐伯の問いかけに首が取れそうなくらい頷いた。
『俺と、付き合ってくれる?』
俺の目を覗き込みながら獣のようだった瞳が、真剣な瞳に変わる。
あ、また見たことない瞳だ。
どれだけ、変わるんだろう。
でも、正直すごいことを言われているんだろうが、俺はイキたくて仕方ない。
しかも、頭はそればっかりで。
考える力はなくて。
『あ…つき…あ、ぅ?』
『うん。そう。俺と付き合って?』
なんで?なんて当たり前に浮かぶ疑問も浮かばない。
思考力は低下して、荒い呼吸ばかりが出てくる。
『…っつ!やぁ、さえ…きっ』
ぎゅっと、ちんこを握られる。
『…付き合ってくれたら、イカせてあげる』
ね?と、あの、腰にくる声で耳元で囁かれる。
『あ…、い、イキたぃ…』
ほんとに、ほんとにイキたい。
もぅ苦しくてたまらない。
『うん。イキたいね。ほら、なんて言うんだっけ?』
『ひっ!』
また、ちんこの先を、尿道を爪でひっかくように いたずらされる。
『小沢が言ってくれたら、いっぱい 何回でもイかせてあげるよ』
もぅ、限界だ。
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