｢んぅっ！んんっ！｣ 後手に拘束、口にはボールギャグを噛まされ満足に悲鳴も出せない。 真っ白なきめ細やかな雪の様な肌に真っ赤な蝋が散る。 後孔に差し込まれた同じ蝋が溶け、アナルから双玉を赤く装飾していた。 ポタポタと垂らされる熱は熱いと言うより痛い。 その痛みに孔を締め付けると段々と短くなっていく先で揺らめく炎の温度を更に伝える事になってしまっていた。 ｢ぅぅっ、んーっ｣ ｢なに？ きもちーって？｣ ｢ふぅーっ、く…んっ！！｣ ｢ケツ下げるとシーツが燃えんぞ。 そんな姿で逃げるのか。｣ 楽しそうに尻臀に色を着けていく男の言葉に一所懸命腰を突き上げる。 ｢良い子だなぁ。 蝋燭銜えたまま突っ込んでやろうか。｣ ｢ンンンッ、ぅっ｣ ｢…き……さ……、椿さん…っ｣ ｢…っ！｣ ｢ソファで寝ては風邪をひきますよ。｣ ｢あ、あぁ。 ありがとうございます。 掃除、任せてしまいましたね。｣ 何時の間にか寝落ちてしまていたらしい。 受付のボーイ、葵が心配気に自分を見詰めていた。 冷汗が背骨を伝う。 気持ちが悪い。 ｢何か飲み物でも…｣ ｢いえ、大丈夫です。 それよりもう３時を回ってますよ。｣ 椿は客人から捩込まれたチップを腰から抜き、葵り握らせた。 ｢お金しか渡せませんが…。 栄養あるものを食べてください。｣ そう言い残しふらふらと事務室へ消えて行った。