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ー友情ー

「あ、ああ!そうそう!俺の家が近くだからさ、この爆発音聞いたらいてもたってもいられなくてな…」 そうは言うものの本当の所は違うようだ。望の質問に対して慌てて答えていたのだから…。 誰かの心の中というのは本人でないと分からない。とりあえずの所、和也はそんな事を言って誤魔化していた。 だが、望の方はその和也の言葉を信じているらしく、 「なーんだ…そうだったのか…ま、そうだよな…爆発音を聞いて見て見ぬ振りなんて出来ねぇよな…」 「そう!そう言う事!あ!そうだ!そろそろ、俺達も病院も方に戻らないと今頃、病院の方は大変なんじゃねぇのか?」 「ああ…そうだな…。俺達の方もまだまだ仕事が残ってたんだっけな…」 そういう会話をした後に望と和也は病院の方へと向かうのだった。 それから数日後。 雄介の元に1通の手紙が届いていた。 しかも、自分の家宛ではなく消防署宛にだ。 その手紙にはこう書かれている。 『お前の命は俺が狙っている。 いつでも死ぬ覚悟でいるんだな。 嘘だと思うなよ!この前の骨折の事も捻挫の事も俺がやったんだからな!』 その文字はパソコンか何かの機械的な物で書かれていて筆跡からでは分からないようになっていた。 その手紙を消防署にあるディスクに座って読んでいる雄介。 それを読み終わった後に手を顎に当て考えてみるものの、今のところはこう脅迫されるような覚えはない。 だが、確かにここに書いてある通りに怪我が多くなってきたのは確かだった。 とりあえず、その場では気にせずにその手紙を消防の制服のポケットの中へとしまう。 だが、仕事に訓練にと忙しく仕事をしていて忘れていた頃に事件は起きた。

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