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ー天災ー103
「望? 雄介は大丈夫なのか?」
「ん? ただ寝てるだけだからな。 だから、大丈夫だよ」
「ふーん……そう」
和也は少し雄介の事が心配になったのか、そういう風に聞いて来る。 でも医者である望がそう言うのだから大丈夫なんであろう。 と思ったのか再び和也は裕実とこうイチャイチャというのかふざけ合い始めた。
望の隣で寝息を立てながら幸せそうに寝ている望の恋人雄介。
望は雄介の額にさりげなく触れてみた所、何やらザラリとした感触がし、その自分の手を見てみると砂や泥が付いてしまった事に気付く。
「はぁあ!? 何で、こんなに砂とか泥とか付けて来たんだ!?」
そう望は言うものの、そこは和也の方が冷静だったのか、
「それは仕方ねぇんじゃねぇのか? 俺達の仕事は屋内だけど、雄介の場合には屋外で仕事してんだろ?」
「え? あ、まぁ、そうなんだけどさ。 俺、ちょっと、下から蒸しタオル持って来るな」
「じゃあ、俺のもー! ってさ、そろそろ、望の方も拭いた方がいいんじゃねぇのか?」
「あ、ああ、そうだな。 そうするか、身体の方もベタベタし始めて来てるしな」
ドア付近まで行っていた望だったのだが、和也にそういう風に止められて、それを聴くと急いで下へと取りにいく。
暫くして望は部屋へと戻って来ると四人分の蒸しタオルを持って来て、和也や裕実にも渡すと雄介の隣に座ってから望はその蒸しタオルを広げてふざけたように雄介の顔に広げて置くのだ。
それに気付いた雄介は、
「熱いじゃないかいっ!」
と言い起きたようだ。
「蒸しタオル持って来たから、それで、身体拭くといいと思うぜ。 とりあえず、拭かないよりはマシだろ?」
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