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ー天災ー104
「せやな……ありがとう。 俺も今日は流石にもう何か拭く物が欲しかったし助かったわぁ」
「そっか……」
そんな素っ気ない返事に雄介は転けそうになる。 なんか望にしてはこう何か足りないような気がしたからなのかもしれない。 そこで思ったのは「今日の望、何か変だぞ?」という事なのだが、これ以上突っ込むと望に何を言われるか分からなかったから辞めておいたようだ。
「な、望……」
「ん?」
雄介は望にそう声を掛けると望は雄介の方へと顔を向ける。 すると雄介は望の耳側で話し始めるのだ。 流石の望も和也達の前で雄介に引き寄せられる事を最初嫌がったのだが「お前の事やなくて……」という言葉に望は雄介の話に耳を傾ける。
「なんや、あの二人、仲よさそうになってきたんやな」
「ま、まぁな。 和也がさ本宮さんの事を好きになったって認めてから、ずっと、あんな感じなんだけどよ」
そうにまにましながら和也の方へと視線を向ける望。
「……へ? え? それ、ホンマかぁ!?」
そう始めは二人コソコソと話していたつもりだったのだが、その望の言葉に声を上げたのは雄介だ。
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