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ー天災ー106
雄介はそう言うと、みんながいる前で徐に服を脱ぎ始める。
「おい……」
いきなりみんなの前で服を脱いだもんなのだから、望は雄介に対して小さな声で突っ込みを入れていると、それに反応したのは裕実だ。
「へぇー、凄いですね……桜井さんって流石はレスキュー隊で働いているだけあっていい身体してますよね」
「……へ?」
そう発言した裕実に対して、同じ反応をする三人。
「僕的にはそういうのって憧れちゃいます! 僕は肌の色が白くてしかも細くて、女性みたいな体みたいなので、本当に男性らしい体っていうのに憧れてます!」
まだ雄介と望の関係を知らない裕実はそう素直に雄介のかっこよさの感想を言うのだ。
「まぁ、そこは毎日のように鍛えておるし、鍛えたら自分もこういう風になるんと違うかな?」
「ほ、本当ですか!? じゃあ、今度でいいので鍛え方とかって教えていただけたら嬉しいです」
そう裕実は嬉しそうな表情をし雄介の事を見上げる。
「ああ、まぁ……俺は構わへんねんけど」
そう雄介の方も裕実に対して笑顔で答えるのだが、今の会話で納得いかなそうなのは望だ。
それは多分嫉妬なのであろう。 望はそう嬉しそうに話をしている雄介の事を睨み上げる。
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