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ー空間ー158

 そう言いながら雄介はフロア内にいるもう一人の犯人の事も縛り上げるのだ。 そしてナイフの方も取り上げると先程の犯人の隣へとその犯人も座らせる。 「とりあえず、フロア内にいた犯人の方は捕まえて縛ってあるし、見とってな。 とりあえず、こっから犯人が動かへんようにしてな」  そう雄介は白井の方に向かって嫌味のように言い放つと、今度は白井が言っていた操縦席の方へと向かうおうとした時に望に声をかけられる。  望は立っている雄介に視線を合わせて真剣な瞳を雄介に向けると、 「絶対に犯人にやられるんじゃねぇぞ……やられたら……」  望はそう言うと雄介の手を取り自分の方へと引き寄せ唇を重ねる。 「こんな事出来なくなっちまうんだからな……」  望は雄介に唇を重ねた直後に顔を赤くし顔を俯けてしまう。 「あ、ああ……分かっとる。 望……ありがとうな。 望のおかげでめっちゃヤル気が出たわぁ、とりあえず、早めに決着着けてから、望とイチャイチャしたいしな」  雄介は望に向かって笑顔を向けるのだが、もう一つだけ白井に告げるのだ。 「白井! 飛行機の中やと携帯は使えんし……客のでもええから、パソコン借りて、この情報をお前の仲間に知らせておいてくれへんか?」 「それくらいなら、やるつもりでいましたよ。 ただ今までは犯人の監視下にいたので、やってなかっただけですから」  そう自慢気に言ってくる白井に少しイラっとしながらも、とりあえず次に向かう先は操縦席の方だ。 そして雄介は何か作戦でも出来ているのか、まだ機内にいるフライトアテンダントのところへと向かう。  白井は雄介が行った後に元いた自分の座席の荷物棚からパソコンを取り出すと再び望の隣へと座りパソコンを開く。

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