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ー空間ー177

 望が今どんな状況にいるか分かっているからだ。 今の望を一人にはさせたくはない。 流石に自殺を考える人間ではないのだけど誰かが励ましてやっていかないと精神的にやられてしまう可能性だってあるからだ。  だが、もう和也はネタが見つからないのか間が空いてしまっている。 本当こういう時に限って話のネタが見つからないもんだ。  すると、それに気付いた裕実が電話へと出てくる。 『望さん! 大丈夫ですか?』 「あ、ああ……まぁな……」 『帰ってきてからでいいので、僕は望さんといっぱい話してみたいです。 確かに今まで望さんとはお時間がなかったのであまり喋れませんでしたけど今日の事で望さんがどんな人か? っていうのが分かったので和也さんの事について詳しく望さんの口からお聞きしたいと思ったのでね。 だから、今度二人きりで何か話しませんか?』  そう裕実は明るい話題望へと振るのだ。 「ああ、そうだな……分かったぜ。 和也の事ならいっぱいお前に話しておきたい事沢山あるからさ……まぁ、敢えて言うのなら、和也は下ネタが好きだって事なのかな?」 『へぇー、和也さんって元からそうだったんですかぁ? まぁ、今もそうですけど、では、和也さんの事は下ネタ王とでもしておきましょうか?』 「……だな」  望と裕実は電話をしながらクスクスとしていたのだが、こうも公共の場で下ネタとか言われると流石の和也でも恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にしてまで、 『お、おいっ! ちょ、電話貸せって!』  そう和也の声が電話越しに聴こえてくる。  すると望は一応処置室の近くで電話はしていたのだから処置室のランプが消えたようで慌てたように、 「あ! ちょっとゴメン! 雄介の方の処置が終わったみたいだから行くなっ!」 『ああ、おう!』

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