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ー空間ー181
「あ、ああ……ありがとうな。 とりあえず、まずはガソリンを入れに行かねぇと……帰れなくなっちまうからよ」
「……ですね」
こちらの二人も望達が助かったという事に安心したのか、やっと帰宅する事が出来たようだ。
丁度、その頃、望達の方は雄介の家の近くまで来ていた。
雄介の家も望の家同様に広い。
タクシーで空港から来て閑静な住宅街へと入って行くと今の時刻は夜明け前の三時位だけあって本当に街灯しか点いていないような時刻だ。 そして車一台がやっとの細い路地を通っていると垣根がある家が見えてくる。
その垣根の所を暫くタクシーで走らせていると、ようやくその家の門の前へと着いたようで、そこで雄介はタクシーの運転手さんに止めるように言っていた。
そして、お金を払って車を降りる。
「望……ここやで……」
一瞬、ここが雄介の家だと思い見上げていたのだが雄介に声を掛けられてタクシーを降りるのだ。
「ここが、俺の家や……」
そう言いながら雄介は門まで数段ある階段を上がって昔ながらの木造で出来た門を開ける。 とりあえず今の望には雄介に着いて行くしかない。
それから数十歩位歩みを進めると引き戸のドアを開ける雄介。
ちょっと暗すぎて分からないのだが望の家は洋風に対して雄介の家は和風なんであろう。
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