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ー雪山ー167

「あ、ああ、大丈夫だ。 明日は行けるまで回復したからな」  望はそう言いながら和也達が座っているソファの近くのソファへと腰を下ろす。  一方、和也はの方は望の「明日はスキーに行く」発言に目を丸くしながら雄介の事を見上げ視線を合わせる。  そう、お昼を食べている時に望を抜いた三人で会話している時に望は本当はスキーが出来ないんじゃないかと予想していたからだ。 「本当にお前はスキーに行って大丈夫なのか?」  こう自然に聞いているようなのだが完全に和也はは望に疑いを持って聴いているという事が分かる。  そんな聞き方をしたら誰だって気付くだろう。 「何をそんなに俺の事を疑ってるんだ? もしかして、俺がスキー出来ないとでも思っているんじゃねぇんだろうな? そもそも、こんな年になって出来ない訳がねぇだろ? そうそう! 今日は本当に調子が悪かったっていうだけだからな」 「ん……あ、まぁ、それなら、いいんだけどさ」  そう和也はまだ望の事を疑っているような口振りだ。  その二人の会話の間に入って来たのは雄介で、雄介は望の後に付いて寝室の方から出てきて望の隣へと腰を落とすと、 「明日は望もスキーに行くって言っておるんやし、とりあえず、まぁ、飯にせぇへんか? 腹減ったしな」 「そうだな。 よーし! 今日は焼肉にするぞ! そんでもって、お酒も大量に買い込んで来たし! みんなでわいわい今日は息抜きしようぜ!」 「せやな! 今日はその為にここに来たんやしな!」  雄介と和也はそう言うとほぼ同時にキッチンの方へと向かうのだ。  そんな中、裕実と望はソファへと残され裕実は、 「本当に望さん……明日はスキー大丈夫なんですか?」  そう聞いている。  こんな時、キッチンに立つのは雄介と和也だ。 寧ろ、この二人は率先してキッチンへと行ってしまうのだから望と裕実がいつも残されるというのかキッチンにそんな大勢はいらないという事もあってか二人が残される事が多い。

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