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ー波乱ー138

「相変わらず凄い量だな……流石に朝からこんなに食べられないぞ…」 「残ったら、俺が食べるからええねんで、望は食べれるだけ食べたらええしな」 「ああ、ありがとうな」 「ずっと休んでおったんやから、これくらいはな」 「んー、まぁ、そうなんだけどさ……俺的にはお前がいるだけで、最近元気になってきたんだよな」 「ん? そうなん? それなら良かったわぁ」 「まぁな」  二人はそんな会話をしながら食事を終えると出掛ける準備を始める。  望からしてみたら、いつもはスーツなのだが今日は私服姿で出掛ける事になる。 「久しぶりに私服着ると、すっげー、楽なんだな」 「そりゃな……スーツは伸びるような素材では出来てないし、疲れるんやろな?」 「ん……まぁな」  望は着替え終えると何故だか雄介の手を取る。 「今日はデートなんだろ?」 「ああ、まぁ……そうなんやけど」  と雄介はそう言いながら、その絡めてきている望の腕を見る。 「たまには俺からこうしてもいいだろうが……悪いのか?」  その望の質問に首を振る雄介。 「なら、早く行こうぜ!」 「あ、ああ……せやな……」  雄介の方はすぐに笑顔になると望と二人で階段を降りてリビングへと一回入ると出来たお弁当を手にして望の車が置いてある駐車場へと向かうのだ。 「もう、俺の車の運転には慣れただろ? なら、今日はお前が運転してくれよな」 「それは……別にええねんけどな」  そう雄介は言うと雄介は運転席の方へと乗り込み望の方は助手席の方へと向かう。  好きな音楽を流しながらのドライブ。 そして隣には好きな人。  今日は休日で道は混んでいるのだが二人居るのだから気にしない。 たまにはこうやってゆっくりとした時を過ごしたいと二人とも思っているのかもしれない。  そして車内は笑いで包まれている。 雄介が話す話は何だか笑えてくる。 望はその隣で声を上げて笑っていた。  それから二時間位すると東京のゴミゴミとした場所から完全に抜けて目の前には水平線が見えるような場所にまで来ていた。 「今日は晴れとって良かったなー、めっちゃ、海綺麗やんかー」 「ああ、たまには……こういうのもいいよな?」 「もうすぐ着くし、待っておって……後はそうなー、砂浜に降りれるようなとこがあったらええねんけど……」  そう雄介はそう言うと目を凝らしながら入れるような場所を探しているようだ。 そして見つけるとその場所から下へと降りていく。  雄介は車を止め車から降りると体伸ばすのだ。

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