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ー波乱ー178(ー波乱ー完)
急に雄介は思い出したのか、とりあえず裕二の方向に体を向けると、
「ありがとうございます。 僕達の為に家まで用意していただいて……」
そう雄介は裕二の方に向かい頭を下げると裕二の方は雄介の方へと近寄って来て耳側で、
「これからも望の事を頼むよ。 新しい家になったら……私達の事を気にせずに思いっきり楽しめるだろ? それと……地下に……」
そう裕二は雄介だけに聞こえるように、
「……があるから」
その裕二の言葉に雄介の方は顔を真っ赤にし、また口をパクパクとさせていた。
「そこを使うか? 使わないか? というのは君達の勝手なんだけどね」
「あー! そこは、裕二さんのご好意なので、有り難く使わせて頂きます!」
そう元気な声答えると雄介は裕二に向かって再び頭を下げるのだ。
「じゃあ、これで私の方は失礼するよ……」
裕二は雄介に新居までの地図そ渡すと望の病室を後にする。
「なーに親父と話してたんだ?」
「そんなの内緒や内緒……。 さて、望……新しい家の方に行こうで……」
「ん? あ、ああ、そうだな」
雄介の言葉に気になる所があったのだが、やはり望の方も二人だけの家という事もあって、そこは今は気にしなかったらしい。 望と雄介は色々と手続きを済ませると早速車で新しい家へと向かうのだ。
そこから、また新しいスタートを迎える二人。
これから、また、どんな生活が待っているのであろうか?
まだまだ、数々の試練やドラマがあるのかもしれない。
とりあえず今日は二人きりで甘い一日を過ごそうか?
【ー波乱ー】END
NEXT→【ー海上ー】
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