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ー信頼ー99
「まぁ、確かにそれはあるよなぁ」
「ってかさ、今日は四人でどうにかなったけど、もし、これ以上、患者さんが来るようになったら、多分、四人じゃ回らなくなると思うぜ。 診察室が一個なら、四人で回すのは可能になるんだけどさ。 せめて、後二人は必要になって来るな」
「……後、二人!?」
「そうそう! とりあえず、事務のとか受付とかの仕事っていうのは裕実がするだろ? 薬の方は俺がやってんだろ? そしたら、看護師さんが二人必要になってくんだろ?」
「んー……まぁ、そういうこっちゃな」
「つーことは、例えば、後二人雇うとしたら、和也と裕実は看護師の方じゃなくて薬と事務の方に専念するって事になるのか?」
そう言うと望は不服そうな表情を浮かべるのだ。
それに気付いた和也は、
「または、薬剤師さんと事務が出来る人になるのかな?」
「そういう事になるのかぁ。 ま、今はとりあえず、四人でどうにかなりそうなんだけど、もしも何かあった時や一日の患者さんが増えてしまったっていう時に対応が出来なくなっちまう恐れがあるっていう事だな?」
「ほなら、もし、四人でやりたいって場合には、診察室をひと部屋で対応してったら間に合うんと違う? それで、望と俺は午前中と午後とで診察したらええと違うのかなぁ? まぁ、ほら、受付位やったら俺だって出来ると思うしな」
「そうだな。 まぁ、もしもって事にして……。 まぁ、多分、この島なら毎日のように患者さんが来たとしても今日みたいに数人位しか来ないと思うけどな。 それで、間に合えば問題ねぇんじゃねぇ? それに大変かもしれねぇけど、やっぱ、これ以上、診療所で働く人達を増やしたりしたくねぇしな。 だってさ、俺達の夢を叶える為に雄介は頑張って医者になってくれたんだからさぁ。 それに仲のいい四人でやってきているんだから、なんつーのかな? 悪い言い方ではあるんだけど、俺達の中に他の人を入れたくはない。 っていうのかな?」
「あー、それは分かるような気がするわぁ。 せやね、これ以上スタッフさんを増やさないようにする為には、大変なのかもしれへんけど、俺達だけで頑張って行くしかないみたいやな」
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