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episode6-39

部屋から出ると、同じく水着に着替えている律達がいて おまたせ、と俺は片手を上げた。 「……考えることはお互い同じだね。」 「だな。」 律と京が言っていることが分からなくて首を傾げると 佐野さん、と京は俺に耳うちした。 「……あ。」 佐野さんを見ると、俺と同じように このあっつい中パーカーを上に羽織っていた。 しかも、すごい丈が長いパーカー。 「他のやつに肌見せるなんてありえないっしょ。」 「…それさっき、京に同じこと言われた。」 「だろうねー。」 そーゆーもんだよ、と律は笑って んじゃあ行こっか、と足を進めた。

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