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episode6-47
-数時間後-
「ふー…、」
「侑稀ー?久々にこんなに外いるから疲れた?」
「んー、ちょっと、」
俺が1人でパラソルのあるベンチのところに戻っていると
それに気づいた京が駆け寄ってきた。
「顔、火照ってねぇ?ほら水。」
「ん…、さんきゅ。」
普段からあまり長時間外にいることがないから
ちょっといるだけですぐ熱中症になる。
「…にしでもあいつら元気だよな、」
下手したら俺らより体力あんぞ、と京はおどけて笑って
俺は苦笑いでそれに頷いた。
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