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ソレは本当に恋ですか?

深夜1時のコンビニ。 この時間になると客足も減り、レジでやる事もなくぼーっとおでんの鍋を見つめるのみ。 今日も何となくそんな時間が過ぎて、いつの間にかバイトの時間が終わる。 そのはずだったのに。 「やぁ、ごめんね。マフラーある?」 「薄手のものならその靴下あたりに…」 「いやいやカシミヤ100%じゃないと僕ちょっと。」 「は?」 深夜のコンビニ。 馬鹿高そうなスーツを着たこの男との出会いが何もかもの間違いだったのかもしれない。 なんて今更思っても取り返しはつかないわけです。 ────────ソレは本当に恋ですか?

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