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⑧聡side
連れてこられたのは、1か月前俺が目を覚ましたホテル、同じ部屋
酔いも醒めてきて、結構シラフになりつつある。
それでも冷めない、勃ったままのモノ
あの人は、ベッドに腰かけた。
「おいで」
この声を聞くと、従ってしまう。
「いいこだ。さっきからずっと勃っているね。少し、出てしまったのかな。自分で脱ぐかい?」
「、ぬがせて、ください…」
外気に触れ、ふるっと奮える。
いつのまにかあの人も脱いでいて、対面座位のように座らされた。
「僕は君に、ひとめぼれをしてしまったんだ。責任なら何でも取るよ。何をしてほしい」
「……あなたのせいで、俺のからだはおかしくなった…。だから………犯して…。顕人さん」
ふと、頭によぎった名前を呼び、顕人さんのちんこを勃たせて俺のと擦り合わせる。
「ん、んっ、ぁ…」
「犯して、欲しいんだよな?」
「ぁっ、や、耳ダメっ」
「犯して欲しいんだったら、じっとしとけ」
いつのまにか押し倒され、アナルに指をいれられた。
「君、ひとりで弄っていただろう?」
ぐちゅぐちゅと響く音
どれくらい時間がたっただろう、気持ちがよすぎてわからない
「んぁっ、あ゛……」
「挿れるよ」
ぐちゅ
いろんな体位で犯されて、ナカも外もとろとろ
「愛してるよ、聡」
「おれもっ、おれもっ!やぁ、いっちゃ!」
「っ、イけ」
「ひっ、あ、あぁぁぁっ!」
翌朝、がらがらの声とばきばきの腰
「おはよう」
「お゛は゛よ゛う゛ござい゛ま゛す゛」
「ははは、ひどい声」
「誰のせいですか」
「僕のせいだね。そう睨まないで、君も気持ちよかっただろう?」
「っ!」
「自己紹介でもして、マスターに報告しにいこう」
なんか、よくわかんないけど
俺はかっこいいおじさん(?)をゲットした。
-fin-
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