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甘露-kanro-2
「…っ。ど、どうって。」
「格好いい?」
こいつ、分かってやってるな……。さすが現役モデルなだけあって見せ方がプロだ。
「あ、あぁ。」
この今をカメラで撮って俺だけのにしたいくらい、格好いい…。
「ふふんっ。今度撮ってもらおーっと!」
本当の気持ちを喋ってないのに、見透かしたように樹矢は答えた。
「しゆちゃん、もっと素直になればいいのにー!まぁ、その素直になれない所が可愛くて好きなんだけど!」
樹矢は起き上がって、俺の頭を撫でる。
一気に彼の目線が上になり、目が合うと顔が近づいて、キスされた。
あぁ…やっぱり甘い。
「んんっ……みぃ…んっふ…」
口を少し開けて舌を出し、俺の口内に入ってくる。俺の舌を見つけると少しずつ絡めてきた。
「んぅ…あぅふ……ぅうん…んっ」
ねっとりと俺の舌を捕らえて絡めとる。
口元からは唾液が溢れて、俺の首筋にゆっくりと流れてくる。
どっちの唾液かも分からないけど、蕩けそうな甘さ。
もっと…もっと欲しい。
樹矢の指が俺の胸に触れる。
服越しに乳首が立っているのが分かり、すぐに摘まれた。
「んっあ!っ…んんっ。」
少し痛かったがキスでトロトロな俺はそれすら感じてしまう。
「んふぅ…んんんっ…」
執拗に樹矢は俺の乳首を摘んだり撫でてみたりして、キスしながら薄目を開き俺の反応を楽しんでいるようだった。
「あぁう…んっ…はぁっ…」
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