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融和-yuwa-2
「しゆちゃんが俺と同じ気持ちで本当に嬉しい。なかなか本音言ってくれない照れ屋さんだからね。」
樹矢は俺の頭をクシャクシャと撫でる。
「素直じゃなくて悪かったな…。」
俺は頬を少し膨らます。
「それも好きだからいいんだけどねっ!」
樹矢の手が俺の両頬を挟み、キスされる。
俺は腕を樹矢に回して引き寄せ、深いキスをした。
「ん…っふ……」
俺の抱えていたモヤモヤは消えて、樹矢が好きで離したくないという想いが強く残った。
「ん…かわいっ…しゆ…」
息もまともに出来ないくらい夢中でキスした。俺の気持ちは本気だ。とお互いに分からせる様に必死だった。
何度も角度を変えて舌を絡め合い、どっちか分からない唇から出た唾液が俺の首筋に垂れる。
「んんっ…ふっ…みぃ…く…」
立ったまま抱き合っているため、樹矢の熱いモノがズボン越しに俺の腰へと伝わる。俺のもはち切れそうなくらい樹矢とのキスだけで勃っていた。
「しゆっ…帰ろっか…二人の家に。」
「っ…はぁ、う…ん…。」
ここがお店じゃ無かったらいいのに。なんて思いながらお互いに乱れた息を整えて、お店を後にした。
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