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第47話

誠也は獲物を捕まえた獣のように目をギラつかせている。 怖くはないよ。 でも、誠也にだけは嫌われたくない。 「ふっ・・うぅ・・・」 「声、抑えれるか?」 家には母さんがいるから喘ぎ声なんて出せない。 音楽をかけているがそれでも喘ぎ声を隠せるほどの音量ではない。 「感じやすいんだな亜樹」 「あっ・・・ぐうっ」 誠也が僕の胸の尖った先を口に含み舌で転がすように舐めてくる。 音楽で聞き取りにくいが微かにピチャピチャと音が聞こえてくる。 恥ずかしいけれどもっとして欲しい。 誠也にもっともっと触れて欲しいくてメチャクチャにされたい。 「せ・・・ううん・・・もっ・・と・・・」 「じゃあ、もっと気持ちよくしてやるよ亜樹」 僕を上から見下ろしニヤリと笑う。 こんな風に笑う誠也を見た事なくて何故かな? 凄くエロく見える。

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