47 / 100
第47話
誠也は獲物を捕まえた獣のように目をギラつかせている。
怖くはないよ。
でも、誠也にだけは嫌われたくない。
「ふっ・・うぅ・・・」
「声、抑えれるか?」
家には母さんがいるから喘ぎ声なんて出せない。
音楽をかけているがそれでも喘ぎ声を隠せるほどの音量ではない。
「感じやすいんだな亜樹」
「あっ・・・ぐうっ」
誠也が僕の胸の尖った先を口に含み舌で転がすように舐めてくる。
音楽で聞き取りにくいが微かにピチャピチャと音が聞こえてくる。
恥ずかしいけれどもっとして欲しい。
誠也にもっともっと触れて欲しいくてメチャクチャにされたい。
「せ・・・ううん・・・もっ・・と・・・」
「じゃあ、もっと気持ちよくしてやるよ亜樹」
僕を上から見下ろしニヤリと笑う。
こんな風に笑う誠也を見た事なくて何故かな?
凄くエロく見える。
ともだちにシェアしよう!