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撮影のお仕事13

「あ、いや……」  そう言いづらそうにしている玲音。 そこもプロとしての演出なのであろう。 「あ……だから……気持ち良くなってから……」 「ふーん……それだけなら……まだまだかな? 点数にしたら、六十点かな?」 「あ、えっと……」  そんな風に恥ずかしそうに考えている玲音が益々可愛いく見えてくる。  そこは諒馬が何とかして上げたいと思うところだが諒馬はタチ側だ。 だから、そこはタチ側の人間に立つところに決まっている。  諒馬は二人のやりとりをただ見てるだけだったようだ。 だがタチ側の考えとしてあることを思いついたのだが京平と玲音のやりとりの様子を見ていた。  京平の方は玲音の答えを待っていて玲音のモノの先端を指で押さえていてイけないようにしている。 例えばここで諒馬が玲音の胸の突起担当で吸い上げたら玲音はどうなってしまうのであろうか。 と考える。 いつもの自分ならきっとそんな事はしないのかもしれない。 だけど今日は自分の事を社長にアピールする日でもあるのだからもっと今日は自分を前に出した方がいいのかもしれない。 そうだ。 きっとそういう事だ。  そう思いつくと諒馬は玲音の胸の突起へと再び吸いつくのだ。  不意打ちだった玲音。 「やぁ……ぁん! ぁああ!」  再び玲音は背中を反らせ甘い声を上げる。  その行動に京平がクスリとしていた。 「ナイス……諒馬君……」  そう褒める京平なのだが、そこは諒馬のことを褒めていいとこなのであろうかと疑問に思うところだ。  ま、諒馬が初心者攻めという設定であれば問題は無さそうなのだが。 「さて、玲音はどうするのかな? 諒馬君もノッてきたみたいだし、玲音はどうなんだろ?」 「あ……だから……」  更に玲音は可愛さを出す為なのか親指の爪を噛んでいる。 「我慢する……気持ち良くなりたいから」  と本当に恥ずかしそうに答える所が可愛すぎる位だ。 「じゃあ……これで、イくの抑えちゃう?」  そう言いながら京平が手にしたのは細長いチューブ。  諒馬は今まで見たことがなかったようでそのチューブを見つめる。 本当はどう使うのか聞きたい所なのだが撮影をしているから聞けないといった所であろう。  諒馬は玲音の胸の突起を舐めたり吸ったりしながらも、そのチューブをどういう風に使うのかを見ていた。  すると京平はそのチューブを玲音のモノの先端へとゆっくりと入れていく。 「ぃ……痛っ!」  流石にそれだけ細いチューブでもモノの先端に入れるのは痛いだろうと諒馬は思う。 いや想像しただけでも痛そうだ。  とりあえず京平は玲音の中にそのチューブを入れ終えると、 「これで玲音はしばらく達けなくなったね。 とりあえず、玲音はイきたくてもイけないから……後はこっちで楽しませてもらうよ。 それと、諒馬君……君は初めて参加するんだから、聞きたいことがあったら、どんどん聞いてきていいからね」  その言葉はまるで諒馬の心の中を見透かされたような言葉だ。

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