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撮影のお仕事17

「君が今の言葉で理解してくれているんなら良かったよ」 そう優しい口調の中でも京平は口先を上げていた。 「じゃあ、諒馬君……玲音の中にあるローターを取って上げようか? それで、もう少し大きいサイズの玩具があるでしょ? きっと、玲音の場合はそれ位じゃないと足りないんじゃないかな?」 「……え?」  そう諒馬は答えるものの確か玲音はローターだけでイってしまいそうだって言っていた筈なのにローターより大きいのを入れていいのかって迷うところだ。  いや、ここはタチとして京平の言葉に従うところであろう。  そう決めると諒馬は玲音の足と足の間に体を置きローターをゆっくりと引き抜く。  引く抜く際にも何か感じるのか玲音は腰を跳ね上げていた。 「京平さん。 コレはどんな玩具なの?」  もう諒馬は慣れてきたのか、いつもの自分のペースを取り戻したのかは分からないのだが京平に向かい玩具の説明を求める。  そんな諒馬に京平も気付いたのであろうか京平はクスリとすると、 「それはね……さっきのローターとほぼ役割的にも変わらないんだけど……ま、ある意味、一人でも十分に男性のモノを堪能出来る玩具って言ったらいいのかな? 形が男性のモノに似てるだろ?」 「あー、なるほどー!?」  と納得する諒馬。 「さっきのローターと違ってそれは太さも長さもある。 中に入れるのを慣れてる人にはいいのかもしれないけど……初心者には向いてないかなぁ? 諒馬君、そこで、試しにそれがどんな動きをするかスイッチを押してごらん」  諒馬はそう言われ、その玩具を見つめた後にスイッチを入れてみる。  振動と供にクネクネと動き出すその玩具。 「へぇー、こういう風に動くんだ……」 「そういうこと……玲音はその玩具は二番目に好きなのかもしれないなぁ、玲音が一番好きな玩具は球のような物がいくつも付いているやつが好きみたいなんだよね。 諒馬君はどちらを玲音に使ってみたい? 因みに球が付いた玩具は出し入れすることによって入口部分が擦られて気持ち良くなれるみたいだけどね。 しかも、もっと言えば振動もあるから玲音は好きなんだと思うよ」 「へぇー、そうなんだぁー、じゃあ、球が付いたのにしてみようかな? 俺もこれを試してみたいしー」 「いいんじゃない? 諒馬君も楽しめて玲音も楽しめるなら……。 なら、玲音には四つん這いになってもらおうか? その方が視聴者の方にも見せて上げられるだろ?」

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