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撮影のお仕事2

※玲音、女体化 それから、数週間後の土曜日。 諒馬、玲音、京平は再びこの前と一緒のホテルに来ていた。 ただ違うのは、今回からは諒馬も家から直接、このホテルに待ち合わせという形で来ていたのである。 ちゅうしゃじょうで待ち合わせをしているスタッフと諒馬達。 後は玲音待ちだった。 今回は前に社長が言っていた通りに玲音は女体化でということだ。 スタッフはなかなか来ない玲音に時計とにらめっこしていたのだが、諒馬と京平は特に焦ることなく玲音のことを待っている。 「玲音…どうしたんだろうね?玲音がこう撮影待ち合わせにギリギリで来るなんてことあんまりないんだけどな…」 と諒馬に話を振っているようだ。 確かに今、諒馬と京平は隣同士で立って待っているのだが、まさか、京平が諒馬に話を振って来るとは思ってなかったのか諒馬は京平のことを見上げる。 「そ、そうなんですか?!」 「うん…そうなんだよね…しかも、玲音はこの仕事が好きだから、すっぽかすこともしないような子だしさ…」 「そうなんだ…」 とボッーと京平のことを見上げる諒馬。 前に京平にも会っていたのだが、本当に京平は男前といのかカッコいいというのか、身長も諒馬の身長を簡単に越えていた。そう、諒馬は平均的な身長位なのだが、京平はその平均的身長を遥かに越えていることになる。 しかも、サラリーマンみたいなスーツをビシッと着るような仕事ではないのにしっかりとスーツを着こなしている姿は本当に世の女性達を虜にしそうな位だった。 本当に京平という人物は男でも惚れてしまいそうな位だ。 そんなことを思っていると、そこに社長の車が現れる。 今日は特に社長が来るような日ではないのに社長はここに来たのであろうか。少し疑問に思いながらも社長が駐車場に車を停めるのを待つ。 すると、後部座席から白のワンピースを着た女性が出てきた。 「…へ?」 社長は彼女でも奥さんでもこの現場に連れて来たのであろうか。 確かに社長は30代後半位なのだから、奥さん位はいてもおかしくはなさそうなのだが、それでもこういう現場に女性を連れて来るのは確かにおかしい。 そう思っていると、そのワンピースを着た女性は京平や諒馬が居る所へと来る。 「京平、諒馬!」 「………へ?!」 何秒差があって、声が出たのであろうか。そのワンピースの女性は玲音だった。 「れ、玲音君?!」 「そうだよー。だって、今日の撮影は僕の女体化だったでしょ?」 「ああ、確かに言われてみればそうだったね…。あ、だから、もう変身してきたってこと?!」 「そういうこと…ここに来る前に社長が言っていた所に行って薬貰ってから来たって訳…」 「あ、そういうことね…」 「だから、今日はここに来るのが遅くなったって訳だ…」 そう割り込んで来たのは京平だ。 「そういうこと…。やっぱ、京平は毎回、僕と一緒だから分かってるみたいだけどね…。そうそう、僕はこの仕事が好きだから、絶対に遅れたことはないんだけど…今日は朝から社長と一緒に行動していたから、いつもより遅くなっちゃったって訳…」 それに納得する京平。 これで、メンバーが集まったのだから、スタッフも一緒にホテルの中へと入って行く。今日もどうやら社長も一緒らしい。どうやら、玲音が飲んで女性になったという所を見たいとかさっき聞こえてきていたからだ。
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