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撮影のお仕事2-22
「ねぇ……」
と後ろ向きになりながら玲音はそう寂しげに言う。
「……え? 何?」
「もっと……して……」
「え? 何を?」
「指……入れて……」
「指? 入れるだけでいいの?」
そう言うと京平は玲音の蕾の中に指だけを入れる。
「ぁ……ん……違っ……」
「じゃあ、なーに?」
「指……動かしてくれないと……」
「動かす!?」
「さっきみたいに……」
「さっきみたいに!?」
どうやら玲音がちゃんと口にするまで京平はやらないようだ。
「流石は京平だね……意地悪ー!」
その諒馬の言葉にクスリとする京平。
「やっぱ、こういうことは意地悪なこと言わないとね……楽しくないだろ? 寧ろ、黙ったまんまなんて面白くない訳だしさ」
「ま、確かにねぇ」
「あ、諒馬……なら、こっちのココに指入れてみる? それとも、玩具入れる?」
「それは、俺に聞かないで玲音ちゃんに聞いてみたらどう?」
「成る程! それはいい考えだね!」
そう諒馬に提案してもらうと、
「って、ことだから、玲音ちゃん、どうする? こっちのココに指入れてもらう? それとも、玩具入れてみる?」
「ん……どっちでも……」
「それじゃ、答えになってないんだけど……」
「どっちでもいいから……早くぅー!」
そう甘えたような声と共に玲音は腰をくねらせながら涙目で訴える。
「口で言って……玲音ちゃんはどっちがいいの?」
中に京平の指が入っていることを知っているのか腰を激しく動かしている。
「ぁああ! も、これだけじゃ、足りない……だから……もっと……何か欲しいの!」
「じゃ、何!? 言わないと指また抜いちゃうよ。 玲音ちゃんは腰を動かすだけで奥を突いてくれるの分かってるみたいだけど」
「やぁああん……!! だって、腰が勝手に……」
「腰を動かせば気持ちがいいの分かってるからなんじゃないの? でも、もっと、気持ち良くなりたいんでしょ? やっぱり、指抜いちゃおうか?」
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