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撮影のお仕事2-31
だがそうゆっくりと進ませていく京平に諒馬は、
「ちょ……もう……やぁ……おかしい……」
「おかしい!? って、どういうことなんだか、諒馬は分かってるんじゃないの? 気持ちいいってことでしょ?」
「あ、ぅん……」
そう申し訳なさそうに答える諒馬。
「ほら、やっぱりね」
「いや、もしかしたら、京平が上手いからさ……気持ち良くなってきちゃったんじゃないの?」
「ま、そうなのかもしれないけど、そういう素質がないと気持ち良くはなってこないと思うんだけどな」
「……って、京平は知ってたんだ……諒馬がそういう素質があるって」
「なんとなくだけどね。 そろそろ足りないみたいだし、指二本にしてみようか?」
「……って、奥には!?」
「あ、そうだね……先ずはそこでイってもらってからの方がいいのかもしれないね。 そうそう、男は指でも届く中にあるポイントが気持ちがいいっていうし」
京平は指を奥に持っていくと諒馬のポイントを見つけそこを指先で突いてみる。
「ぁあああ! そこ! やぁだ! そこ! 無理っ! イっちゃう!」
枕を更に握り締める諒馬。 そう言っている間に京平は何回も同じ場所を突いていると、
「ぁああああ! イっく!」
体に力が入ったかと思えば諒馬はそのまま白い液体を出しイってしまうのだ。
「ぁ……はぁ、はぁ……ん……」
「イっちゃったみたいだね」
「案外、早かったかもしれないよ」
「うん……そうかも……」
そう二人は瞳を合わせると、
「指一本でイけるなんて、やっぱり、諒馬には素質があったってことだよね?」
「うん……。 それと、諒馬の中に京平のを挿れるなら、諒馬のお腹の中、綺麗にしないとじゃない? 私は一応、毎日のようにしてるけど」
「そうだったの!?」
「うん……こういうことを想定してね」
「成る程ね……いつでも玲音ちゃんは準備オッケーって訳だったんだ」
「んーまぁねぇ。 お腹スッキリさせて、京平は中出しするんでしょ?」
「そういうこと……中に出した方が気持ちいいしね」
ベッドの下に置いてあるリュックの中から液体の入ったチューブを出す京平。
「今日は、とりあえず一個位でいいかな?」
「だね……お腹がスッキリすればいい訳だしね。 それに初めてだと思うから一個位じゃないと辛いだけかもしれないしね」
「ま、確かにそうかもしれないね」
まだぐったりとしている諒馬なのだが四つん這いの状態で双丘を突き出している形になっている諒馬の後ろの蕾にそにチューブを入れていく京平。
それが中に入るとそこをギュッとし力を入れているようにも思える。
「う……今度は……それ……何!?」
「お腹の中をスッキリさせる液体だけど」
「……へ?」
「諒馬は相手の子とかにやったことある!?」
そう言われて考える。
「あ、いや……ないかも」
「本当はね……これをやっておいて、それから、自分の白い液体を中に出してあげた方がネコの子の負担は少ないんだよ」
「……へ? そうなの!?」
「最初にこれをやっておいて、中に出すとネコの子はお腹が痛くならなくて済むんだって」
「そ、そうなんだ。 って、人の話聞いてる場合じゃないっ! お腹が……ちょ、く、苦しい」
「ま、どっちにしてもお腹は痛くなるみたいなんだけど……ま、最初にやっておいた方が負担は少ないみたいだしね。 もう少しで終わるから待ってね」
そう優しく言う京平なのだが諒馬からしてみたら本当に苦しそうだ。
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