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撮影のお仕事2-43

「……って、ことだから、諒馬の中に入ってる玩具、僕が抜いてあげるね」  その言葉に諒馬は首を振るのだがそれでも玲音は容赦しなかった。 「いくよ……」  そう言い玲音は諒馬の中に入っている球がいっぱい連なっている玩具をゆっくり素早く抜く。 「ぁああああ!」  それと同時に白い液体を放つ諒馬。 「あーあ……イくって言う前にイっちゃった」 「だ、だから……無理だって言ったじゃないか……」 「……って、逆に言うと気持ちよかったってことでしょ?」 「あ……」  玲音にそう指摘され気付く。 確かに玲音にその玩具を抜かれて達ってしまったのは事実だ。 ということは気持ち良かったということに値する。 「自分でやるのもいいけど……人にやってもらうと手加減しないから逆にそれが気持ち良かったりするわけだよね」 「そうかもしれないね。 流石は玲音……そういうことに関して分かってる」 「でしょ?」  そう玲音は京平に向かい笑顔を向ける。 「じゃ、そろそろ、諒馬は玲音の中に挿れて、俺は諒馬の中に挿れてみようか?」 「え……? それは……流石にまだ俺には無理でしょ?」  そう京平に向かい顔を向けながらも視線は外す。 「大丈夫だって! 一応、沢山慣らしたんだしね。 諒馬はもう俺の指二本もココに咥えたんだしさ」 「……って、それで、本当に大丈夫なの?」 「ま、後は俺のテクニックでどうにかなるから」  その言葉に諒馬は溜息しか出なかった。  どうして今日はこういう展開になってしまったのであろうか。 まさかタチである諒馬が挿れられる側になるとは思っても見なかったことだった。 「じゃ、とりあえず……諒馬はいつものように玲音ちゃんの中に自分のモノを挿れてみて……」 「え? あ、ああ……うん……」  玲音はもう準備していたのか四つん這いの状態で待っている。 「じゃあ、玲音ちゃん……いくよ……」  そう言うと諒馬はゆっくりと玲音の蕾の方に挿れていく。 「ぁああん! いい! 初めて男の人のモノ挿れてみたけど……ん……はぁん! ヤバイっ!」  よく慣らしただけあったのか透明な液体は玲音の蕾から溢れ出しそれも手伝ってか諒馬のモノを玲音はすんなりと受け入れていく。 「ん! ぁああ!」  今迄、諒馬は中に入れられていた方だったのだが、やっぱり、こっちの方がホッとするのは気のせいであろうか。  そして奥まで挿れるとゆっくりと腰を動かし始めるのだ。 「ぁああん! いい! 気持ちがいい! んん! もっと! 奥……突いてぇ!」 「……へ?」  その言葉に諒馬は裏声を上げながらも玲音に言われた通りに奥を突く。 「はぁああああん! ぁ……やぁん!」  玲音は枕をギュッと抱き締め諒馬の腰の動きに合わせて体が揺さぶられるのだ。

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