「……って、京平は直ぐに胸を吸い上げないでっ！　だから、直ぐにイっちゃうんだからねっ！」 　そう珍しく怒ったような口調で言う玲音。 「まぁまぁ、そう怒らないでよー。　そんな玲音ちゃんも可愛いんだけど……」 「もうっ！」 　京平はそう言うと、また二人の足の近くへと移動する。 「もう、そろそろ大丈夫かな？　どう？　諒馬の方は、それで、気持ち良くなってきた？」 「え？　ん……どうなんだろ？」 「……って、自分でちゃんと動かしてた？　実はサボってたんじゃないの？」 「え？　あ、そんなことは……」 「だって、諒馬の声聞こえてなかったし」 「あ、いや……少しは動かしていたけど……」 「ちゃんとは動かしてないってこと？」 　そう言われて言葉にしない諒馬。 「……何も言い返せないってことはそういうことでしょ？　じゃ、玲音ちゃんと一緒に見てて上げようか？　そしたら、サボることは出来ないでしょ？」 「あ、でも……それは……」 「恥ずかしいっていうのかもしれないけど……サボった罰ってところかな？」 「あ……う……」 　京平の言葉に言葉を返せない諒馬。　そりゃ、当たり前であろう。　自分がサボっていたのが悪いのだから。 「じゃ、玲音ちゃん！　諒馬がね……中に玩具入れて動かしてくれるの見せてくれるって」 「そうなの！？　人のってあんまり見ることないから僕も見よう！」 　そう元気な声で言う玲音。　玲音は当然乗る気だ。 「……う……そ、そんな……」 「……って、ことで、諒馬は自分でやってみてね。　二人も見てるのだから、サボることは出来ないでしょ？」 　「確かに……」と言いたかったのだがそれは言わないようにした諒馬。 　仕方なしにさっきの玩具を中に入れたまま自分で動かし始める。 「う……んん！　やっぱり、この大きい球はキツイ……」 　玲音は諒馬のその行為を見る為にうつ伏せで見ている。 「じゃあ、抜くの手伝って上げようか？」 「あ、でも……入れるのも辛いのに……人に抜かれたら……」 「どうなっちゃうのかな？」 　玲音は本当に乗る気だ。　こうして諒馬がゃってることに関して参加しようとしているのだから。 「いやぁああ……」 「でも……そんなんじゃ、京平からのお仕置きにはならないでしょ？」 「う……」 　確かに玲音の言う通りだ。　また言葉にならない諒馬。