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撮影のお仕事3-29

 本当にこういうことに関して知識が無さすぎる俺。  ま、一応、経験があるって言っても一人だったし、本能のままっていうのと、そういうDVDで少し見た程度だし、そういうDVDって言っても人によっては興味も違う訳だし、それに、俺が見ていたのは男女物が殆どだったし。 だって、同性同士で男同士の物って最近出て来たばっかじゃん。 女同士っていうのは沢山出回っていたけどさ、男性同士ってそんなになかった訳だし、俺にそういう知識がなくて当然……と、自己完結させておく。  とりあえず京平に言われた通りに玲音のモノと俺のモノをローションを付けて擦り始める。 「ぁ……」  ……ちょ、ちょっと……待って……。  それを暫く続けていると気持ち良くなって来た。 「ん……っ……」  これを俺はかなりバカにしてたのかもしれない。 モノを擦り合わせるだけで、こんなに気持ちいいとは思わなかった。  ただ擦ってるだけなのに俺のモノはモニョモニョとしてくる。  しかも、相手のモノの熱さも加わって物凄く熱いような気がする。  そりゃ、人の体温なのだから火傷をする程ではないのだけど、このまま擦っていたら本当に火傷してしまいそうな程熱い。  しかも演出の為なのか京平が玲音の後ろから羽交い締めにして玲音のことを押さえている姿がそういう雰囲気を醸し出している。 「ぁあ! やぁ……な、何これっ! っ!」  玲音も演技なのか本当になのか分からないのだけど、俺のモノのやたらモノを擦り付けてくる姿は本当にエロい。  しかも自分から腰を振って来ているのだから余計にだ。  襲われているのに本当に気持ち良さそうだ。 「はぁ……ん……」  ……あ、いや……実際、俺の方も気持ちいいんだけど。  ……ヤバいっ……これ、マジでイきそう。  そう、俺が本当に達きそうな表情をしていたのであろうか。 そこで、 「もう……そろそろいいかな?」  なんて、京平が強制終了してくる。  ……はぁ……とりあえず、ある意味、助かったぁ。  そう心の中の声と共にため息が出そうだったけど、流石に撮影中にそれはマズイのだから、とりあえず押さえる。  俺のモノも玲音のモノも先端から透明な液体が出てきていて、それをもカメラマンは撮っていた。  ……ま、まぁー、とりあえずイく前に止めてくれて良かったかも。

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