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撮影のお仕事4-7
「じゃあ! 成都さんには何も言わないで後から成都さんを混ぜる方にする!」
「じゃあ、そうしようか……」
俺の方はとっくに体の方は洗い終わっていて、ずっとシャワー浴び続けている状態だ。
……だって、浴槽に入れる隙なんてないでしょう。 確かに幅的にも入れやしないけど、二人の邪魔しちゃ悪いしね。
そうと決めると玲音と京平さんは浴槽から上がって来る。
これで後は体を拭いて、いつものように仕事をするだけだ。
俺の方も玲音達の後に続き体をタオルで拭いた後にバスローブを見に纏う。
京平さんは今日の事を成都さん以外のスタッフに話をし俺と玲音は先にベッドの上に上がって待っていた。
俺と玲音の関係っていうのか、もう撮影の方も四回目ともあって、結構、空いてる時間があれば話をしていたり、子供みたくジャンケンとかして、あっち向いてホイ! をやっていたりしている。
あっち向いてホイ! というゲームとは久しぶりにやると何でか笑えてくる。
ついつい相手の指の動きに合わせて顔を同じ方向に向けてしまったりして童心に帰った感じがして楽しかった。
そこで京平さんはスタッフさんとの話を終えたのかベッドの上へと上がって来るのだ。
「さて、今日もやろうか? 諒馬君は今日はどうする? どこから攻めたい?」
「え? あ、そうだなぁ? 下からにしようかな?」
「んじゃ、私は胸の方から責めていくね……」
そうと決めると俺は玲音の足の方へと向かうのだ。
バスローブの中にチラリと見える玲音の太腿がなんとなくイヤらしく感じる。
なんと言っても男からしてみたら、この見えるか見えないかがたまらないというのかなんていうのか……。
世の男達も思う事だと思うんだけど……。
電車でもなんでも真っ正面に女性客がいて……ミニスカとか履いていて、ガッツリ見えてしまうのと、見えるか見えないか? という線なら実は見えるか見えないかの方がいい!
そう! 今の玲音はまさのそんな状態だ。
要はバスローブという服の下の方が完全にスカートのように開いているのだから、そう見えているのかもしれない。
それに、きっともう撮影なのだからバスローブの下にはというのか下着は着ていないだろう。
だからなのか、余計に妄想してしまい興奮状態なのかもしれない。
分かっているのだがこの状態が余計にそそる。
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