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でも京平がクスとしているのが分かった。
「クス……どうやら、今イってしまわれたようですね」
とも言っている。
「相当気持ち良かったようですよね」
「あ……」
そう言われてしまうと何も答えられない。
だって京平が言ってる事が本当の事だからだ。
「でも、何回でもイけてしまうのでしたら、今日は何回もイかれてしまってはいかがでしょうか?」
未だにクスリとしている京平。
しかも、いつもとは違う口調。
そりゃ、今日の京平は秘書っていう約束だからそうなのかもしれないけど、それが何だか余計に気持ちが昂ぶるっていうのかな? 興奮度が増してくるっていうのかな?いつも以上に楽しくなってきたようにも思える。
再び京平は蕾の中と豆の部分と行ったり来たりを繰り返していた。
「ぁ……やぁ……ん!」
腰の辺りがビクンと跳ねる。
諒馬君の方も負けない位に今日は僕の事を気持ち良くさせてくれているみたいだ。
部屋には蕾の中から出てくる水音と諒馬君が僕の胸の突起を舐める音と響き渡っている。
胸の突起の方なんかは下の蕾の水音よりも更に大きく聞こえているような気がする。
ジュル! ジュルジュル!!
多分、演出の為に諒馬君はわざと音を立てているのだと思うのだけど、いつもよりリアルに聞こえるのは気のせいなのであろうか?
きっと諒馬君も上手くなってきたという証拠なのかもしれない。
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