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僕達の休日47
「そうだね……でも、手の方は付けたままでいい?」
……ん、んん?
目を丸くさせながら僕は京平の事を見上げる。
「どういう事!? って感じで私の事見つめてきてるよね? だから、足の方は外してあげるけど、手の方はそのままって事だけど?」
……あ、えー……!!
「私のを舐めてくれる感じなんでしょ? だから、口だけでって事になるのかな?」
「口だけで!?」
僕は更に目を丸くする。
「そう! 口だけでね。 手は一切使わないって事なんだけど? ま、玲音なら出来ると思うけどなぁ」
そう言われてしまうと僕の方はヤル気が出てしまう。
「うん! 分かった! 手を使わないで口だけを使って京平の事気持ち良くさせたらいいんだね?」
「そういう事……」
今までそんな事は一度もないのだけど、京平に言われてやってみる事にした。
「じゃあ、京平もココに来てよ。 で、仰向け? それとも座って?」
「座っての方がいいかな? だって、玲音の姿が見えるしね」
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