そして、いきなり京平さんは僕の胸の突起を吸い上げてきた。 「いやぁああん！　え？　ぁ……やぁだっ！ それっ！」 　僕はその直後背中を反らし涙目になったのが分かった。 　しかも、その京平さんが吸った音は部屋内に響き渡っていた。 　きっと京平さんはこういう事に慣れているのであろう。　完全に京平さんからしてみたら演出してきているに決まっている。 　でも、でもっ！　本当にそこを吸われた時には本当に気持ちいい！　今までに感じた事のない気持ち良さが体を伝わり脳をも刺激してくる。 　一人でするよりこういう事は二人でした方が気持ちいいって事が段々とわかってきたような気がする僕。 　足だってモジモジ所ではない。　足だって気持ちよすぎてベッドを突っぱねている状態だ。 　段々と息も上がってくる。 　確かに京平さんの言う通りなのかもしれない。　女性は胸の膨らみがあるから本当に気持ちいいんだろうなって感じはするけど……男性だって、胸の突起は性感帯なんだって教えてもらっているような気がする。 そう色々な事を考えていると京平さん、今度はもう片方のまだ潤っていない胸の突起の方へと舌先を移していた。 　勿論もう片方の胸の突起も同じだ。 　京平さんが舌先で僕の胸の突起を舐めると、 「ぁああん！」 　って僕の口からは勝手に声が上がる。 　本当こういう事してる時ってこういう声って上がるもんなんだっていうのにも気付かされたのかもしれない。