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僕の彼氏はAV男優59

 また僕はバスローブを着てベッド横で待っていた。  だって京平さんがスタッフさんと話してんだもん。  今の僕には何をしていたらいいのかって事分からないしね。  そして京平さんはスタッフさんとの話を終えたのか僕の所へとやってくる。 「じゃあ、さっきも言ったけど、今日は玲音君もモノ縛ろうか? 今、スタッフさんに話いたら、いいって言ってくれたからさ」 「あ、はい……!」 って、今の僕には返事がそれしかないというのが現実だ。  これがもし恋人同士での会話なら、拒否権はあるのかもしれないけど……今は恋人同士ではない。 仕事でなのだから仕方事だろう。  そして寒さもあってか僕のムスコさんは元の大きさに戻ってしまっていた。  寒いと男性のモノって縮こまる。 体だって縮こまるのだから、当然ムスコさんだって縮こまってしまう。  暖房は入っているもののバスローブの下は何も着ていない。  お風呂から上がったら、もう撮影はスタートするのだから準備はしておかないとならないからだ。  京平さんは僕の背中を押すと、 「そろそろ撮影に入ろうか?」  といつものように優しく声を掛けてきてくれる京平さん。  ホントこっちはまだ二回目だから緊張しているのだけど、そう京平さんに声を掛けられるとホッとするのは気のせいであろうか?  僕は今まで着ていたバスローブを脱いでそこにある椅子にそれを掛けると、ベッドの上に横になる。  ……うー、バスローブを脱ぐと益々寒い。 でも、これからの事を考えると確かにこれ位の気温がいいのかもしれない。  すると続いて京平さんもベッドの上に上がってくる。  ベッドは京平さんの体重で軋む音を立てる。 京平さんの体重が重いからではないのであろう。 このホテルだってもう何年も使っていそうなホテルで若干このベッドも老朽化が進んでいるのだろうから軋んで聞こえるだけだ。 「この前の時、玲音君はどんな格好してたっけ? 正確にはどんな体勢だったかな?」  ってそう聞いてくる京平さん。  ……えー!? 忘れちゃったのですか!? でも、僕も忘れてしまったのかも……。 僕が考えていると、 「じゃあ、最初はここからスタートしようか? 編集とかでなんとかんるでしょ!?」 「え? あ、うん……」  ……京平さんがそう言うんなら、それでいいんじゃないかな? 今の僕にはそういう権利とかって無いと思うし。

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