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僕の彼氏はAV男優64

 一瞬、京平さんは僕から視線を外して視線を天井へと向けて何か考えている様子だったのだけど、ポンって手を叩くと、 「そういう事!?」  と今度は僕の事を見つめてくるのだ。 そして気持ち的ににやけると、 「だって……前にココに私のを最終的には挿れるって言ったよね? だから、今は指をココに入れてみたのだけど……」 「あ……」  そう言われてみればそうだった……。  京平さんに言われて思い出したっていうのかな? とりあえず仕事なんだから……うん! と僕は気合いを入れると、京平さんの言う通りに体から力を抜く事にする。  それと同時に息を吐き出す。 そして体から力を抜くのだ。  それからの僕は胸のドキドキと自分のムスコのドキドキと両方に血液が巡り続け全身までもが熱くなってくる。  呼吸の方も完全に乱れて来て……肩で呼吸を繰り返すまでになってきていた。  そんな状態だったからなのか、もう頭が回らない状態だったからなのか、体も頭も何もかも気持ち良すぎて熱くなり過ぎて何が何だか分からないうちに京平さんは僕の中に指を入れてきて指の出し入れをし始める。  そういう事、初めての僕は……上手く声にならなくて、 「ぁ……ん……んん……」  と痛いような気持ち悪いようなこう訳の分からないような声にはならないような詰まってような声を出していたのかもしれない。 しかも手で口まで押さえて……。  そんな僕の仕草に京平さんの方はクスクスとしている。 そして、 「まぁ……最初だから仕方ないよねー……」  それだけ言って京平さんは、集中する為なのか、僕の中に入っている指を動かし始めてきたのだ。 だが次の瞬間、 「ぁあん! ちょ、え? やめぇ……そ、そこっ!」  と本当に僕は涙目になってこう声を出してしまっていた。  そんな僕の反応に京平さんの方はクスクスとしているだけっていう感じだ。  ……って、そんなに僕の事が面白いのかな?  だけど、そんなのんびりと何か考えている暇もなく、再び次の瞬間には、 「ぁああん!」  全身にこう電流が走るような快感が駆け巡ったような気がした。  ……っていうか……もう、今日の僕はおかしい……あー、分からない……何も考えられないっ! あ……でも……。  それからは本当に今日の僕は何をされているのかが分からない位、思考が回ってなかったようだ。

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