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初体験 ステップ42

 こう刺激も強くもなく弱くもなく……ま、だから、(ちゅう)っていう事なんだろうけどね。  しかし少なくとも(じゃく)よりかは強いのだから、後ろの蕾の中からビクビクと刺激はくる感じだ。 「ぁん! ……ぁ……ん! っ! ぁあん! んんー……」  またまた僕のモノもビクビクって反応してきて、たまにピクピクって動いてもきている。 そして、さっきからずっと僕のモノに熱が集中してるっていう感じだ。 「やぁん! んん! はぁん!」  京平が玩具を動かさなくても自然と玩具だけの振動で声が出てしまっている状態でもある。 あー、背中まで…… 「ぁあああん!」  と僕は背中を逸らしてまで反応してしまっていた。  こう刺激はそんなに強くはない感じで、本当に中の強さっていうのは、僕からしてみたら気持ちいいっていう感じだ。  中に玩具を入れられているだけで腰も揺れてくる。 あ、四つん這いの状態だと本当に腰を揺らしてしまっているっていう状態なのかもしれない。 だって仰向けになってる時には確かに腰は揺れるのだけど、シーツや布団が邪魔をして上手く動かせてないから動いてるって感じはしないのだけど、四つん這いだと本当に腰を動かしてしまっているっていうのがバレてしまっているようにも思える。 「ふふ……やっと、玲音……こっちに集中する事が出来た? なら、玩具の強さっていうのは『中』がいいっていう事だよね? 『(じゃく)』の場合には初心者向けで、『(ちゅう)』の場合には玲音位のネコ向けで、『(きょう)』っていうのは成都さんレベルの人がいいって事になるのかもしれないよね?」  あ、京平の説明に納得。 確かにそうなのかもしれない。 そうそう! 『強』は成都さんみたいにかなりのMの人には向いているのかもしれないよねー。 って、成都さん……って、諒馬君と一緒にイきたい! とかっていうのは思わないのかな? あ、寧ろ成都さんの場合には自分に素直っていうのかな? そういう所、羨ましい所なのかもしれないけど……。 だって、もう成都さんは今日何回もイってるって感じだもんね。 「いっぁあああ!」  って言ってる側から成都さんイっちゃったみたい。  もう僕の方も色々と考えている余裕までは無くなってきたのかな? だから僕は顔を枕へと埋めてしまう。  京平が急に玩具を引き出したと思ったら急に中に入れてきた。 要は今までは中に玩具を入れて振動だけで気持ち良くなっていただけだったのだけど、そうやって動かされるとあまりにも気持ち良すぎて勝手に背中が逸れてしまう事で、 「ぁああん! ぁ……いやぁん!」  と自然と声が出てしまっていた。  あ、もしかして京平が玩具の出し入れをしたのはこれが狙い!?

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