652 / 665
番外編『愛すべき贈り物』201※
デリケートな皮膚を傷つけないように、指の腹で押すようにしながら、徐々に窄まりの中へと侵入していく。雅紀は微かに腰を揺らしながら、熱い吐息をほぉ~っと漏らした。
指で徐々に解れていく雅紀のそこは、息をする度にひくひくと可愛いらしく収縮する。
第一関節まで指を入れて、ぐにぐにと弄った後、秋音はそっと引き抜いて
「自分で、やれるか?」
雅紀の吐息の甘さと愛らしい反応に、こちらもかなり堪らなくなっている。少し上擦った声で耳元に囁くと、雅紀はちろっと流し目でこちらを見て
「……ぅん」
恥ずかしそうにきゅっと目を伏せる、その仕草も艶っぽい。
……おまえ、その顔は反則だ……
雅紀は微妙に顔を逸らすと、そろそろと自分の蕾に手を伸ばした。その手にローションをたっぷり垂らしてやる。
「……っんぅ」
膝立ちで後ろに手を伸ばし、自分のそこに指を押し込んでいく。
秋音は少し離れて、斜め後ろから雅紀の全身を眺めてみた。
ほっそりとしたバランスの良い肢体をくねらせた悩ましいポーズ。いやらしくて綺麗で、ぞくぞくする。
「んんん…っぅ」
ぐちゅぐちゅと水音をたてて、雅紀のほっそりとした指が蠢く。俯いた横顔は悩ましげで、それでいてガラス細工のように整っていて、秋音はうっとりと見とれてしまった。
首から下に目をやると、感じきってつぷっと飛び出た両の胸飾りが、雅紀の動きに合わせて揺れ、妖しく誘っている。……正直ちょっと目眩がしてきた。そそられ過ぎて、ガチガチになったペニスが痛い。
秋音は知らず詰めていた息をはぁ~っと吐き出し、雅紀の胸に手を伸ばす。尖りを下から擦りあげると、雅紀がああんっと叫んで身を捩った。
「ああ……すまん。つい……」
びっくり目でこちらを見る雅紀と目が合って、秋音は苦笑した。
「続けてくれ。俺はここを弄ってるからな」
何の気なしに言った言葉に、雅紀はますます目を真ん丸にして
「や……だめ……です……そっちも、されたら……こっち、ほぐせないし……」
「そうか。気持ち良すぎて、集中出来ないか」
「……っ。……んもぉ……秋音、さんの……ばかぁ……」
ぷいっとそっぽを向く雅紀の首筋が真っ赤になっている。そういう反応が可愛くて仕方ないのだ。
「わかった。じゃあ、こっちはなしだ。雅紀、四つん這いになってみろ。後は俺がほぐしてやる」
羞恥に可愛く身悶える姿を、もっとじっくり観察していたかったが、あいにくこっちの我慢が、もうききそうにない。
雅紀はこくんと頷いて、素直にシーツに両手をついた。
「いいな……。おまえのそれ。猫が伸びをしてるみたいで、すごく可愛くて……いやらしいよ」
書籍の購入
ともだちにシェアしよう!




