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第33話 ※初心者相手に

「ちょっと、どうしたんだよ将人!!」 下半身を片手で隠しながら慌てる尚の声は必死で、一体どういうことかと少しパニックにもなっていて。 振り向いたらその顔は恥ずかしいのか、頬が赤くなっていた。 俺はそれには答えず車へズンズンと戻ると、助手席のドアを開けると思い切り尚を押し込めた。 「わあっ!!えっ、ちょっ?!将人…っンッ?!!」 驚く尚の体にのし掛かると、俺はその唇へとキスをした。 「ン!んふっ、アッ」 初めてのキスだろう尚は、抗議しようとするがその言葉を封印する様に俺は息つく暇も与えない様に角度を変えては唇を愛撫していく。 「はぁっ、尚…っ、尚…っ!!」 全く着いて来れない初心者の尚は、はぁはぁと息を上げる。 「んうっ?!」 呼吸が熱いのを察して、俺は舌を差し入れた。 引っ込んでいる尚の舌に自分のを絡める。 尚は舌を吸われて感じたのかビクッと体を跳ねさせる。 あ~っ、気持ちいい。 コイツの舌と絡ませるの…全然抵抗ねぇ~女と変わんねぇどころか、尚だと思うと余計にいい。 俺は自分の唾液を遠慮なく尚へと送り込んだ。 これが俺の味だぜ、尚。 よーく味わえよ! そんなことを思いながらキスをしているうちに、脳裏にゲスいことが早々に思いつく。 あ~コイツの口にチンコ突っ込みてぇ~な~。 …尚に精子飲ませたい。 相手がセックス初心者なのを早くも忘れていた俺だった。

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